マリオ神父様が帰天され、今日で一年。
いまだに日伊間の距離くらいしか感じられない。電話をすれば、「○○さーん、お元気ですか〜?」、お優しいお声が甦ってくる感じ。物静かで、素直で、純粋、そして非常に繊細な方でおられた。
昨年、最後に所属されたカトリック百合ヶ丘教会より追悼集が制作.発行され、寄稿し、既にPDFで読んではいたが、帰国し数冊頂いた。多くの方々からのマリオ神父様への感謝や思い出が綴られており、マリオ神父様のお人柄や信仰に改めて触れ、思い起こすことばかり。
日本派遣50年の「主のご降誕祭」の際に、ご自分の人生を振り返りながら、ご家族の方に次のようなメッセージを書いておられると言う。
>「呼ばれる」ということは私たちを生かす言葉であり、主の賜物である新しい人生を生きることを可能にする言葉です。「呼ばれる」ということは主の御言葉に常に耳を傾け、常に私たちを主と共にいるようにと呼びかけてくださる神に「はい」と答えることです。
これは帰天された際、記念に作られた御絵の裏側にも記されている。
マリオ神父が数ヶ月の入院を余儀なくされる長く苦しい病気にも関わらず、「覚悟出来ましたよ」 「神様に信頼をしながら死に向かいますよ」と語られたと言う。
マリオ神父様は静かな生活を送りながら、祈りの世界に入って行かれた。
改めて神父様に感謝しつつ、天国からもお導き下さい。そして、またいつかあちらでお会いしましょう。
今日の一句
アリヴェデルチ また会いましょう in Cielo


