レッコ 野暮用一人旅 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ある用事を頼まれてレッコのミラノ外国宣教会の養老院へ出かけてきた。

 

なんと言っても超方向音痴、そして乗り換えのある電車での移動が苦手。ドキドキだった。苦笑

 

ミラノより北北東へ約50キロ。約1時間前後の電車の旅。

 

予定より早く始発の駅であるポルタ•ガリバルデイについてしまったが、直近の電車がキャンセルされてしまった。次の電車は10分遅れでしかも一度乗り換え。1人だったら乗り換えは危険!乗り換えなしで到着したにもかかわらず、携帯を見ていて気がつかず。下手したら降り遅れて(乗り遅れはあるが!)、ミラノへ向けて再出発するところだった。苦笑

 

 

ミラノ会の養老院は丘の上。行きはタクシーで出かけた。(帰りはてくてく下り、10分くらいの距離)

 

 

入り口近くには、2002年7月14日に、祝福に来られた故カルロ・マリア・マルティー二枢機卿様のストラが展示されていた。

 

 

必要な書類に署名をして頂き、受け取るだけであったが、ついでに長年日本で宣教されておられた司祭を2名訪問した。お一人は来月88歳を迎えられる。「米寿のお祝いですね~」と言いながら、はて?何色がテーマだったか?と考えた。「赤」といえば、「赤いちゃんちゃんこ」の還暦であるが、古希(70歳)や喜寿(77歳)は「紫」、そして傘寿(80歳)と米寿(88歳)は「黄色」や「金色」、「金茶色」がテーマカラーなのだそうだ。来月のお誕生日の頃に、再び訪問できると良いけれど。

 

帰りは、とりあえず坂を下り、湖近くにあるネオ・ゴシック様式の鐘楼があるサン・ニコロ教会を目指した。通りから川の流れを覗くことが出来た。

 

 

平地に降りてくれば、記憶も蘇る。以前も帽子を買ったお店を覗き、持っていない色(画像右上)を購入してしまった!大の帽子好き、ほとんどが自分の手作りだが、このオーガンジーは、過去に黒だけでも4-5個は購入しており、他に赤、白、茶色を持っている。ミラノや南仏でも購入しているが、どれもインド製。

 

 

直接ミラノに戻り、仕事に行くには少し時間があったので、湖畔を歩いてみた。まずは腹ごしらえ。菜の花の一種であるチーマ・ディ・ラーパとサルシッチャが挟まれているフォッカッチャ。これで3.2ユーロ。さすがミラノより安い!半分でお腹いっぱい。

 

 

どの画像も絵になりそうだ。

 

 

 

 

 

 レッコ在住の友人に「いいなづけ」のマンゾーニのゆかりの場所を散策するツアーを頼んでいるが、週末はなかなか行けず。今回のようにひょんなことで出かけても午後は仕事だし、友人も帰国中であった。

 

またゆっくり来たいわ。

 

今日の一句

心の浄化 湖畔で過ごす 安らぎの時