
去る5月23日、パパ様は教皇庁列聖省長官マルチェッロ・セメラーロ枢機卿とお会いになり、慰めの聖母宣教会の創立者、福者ジュゼッペ・アッラマーノ神父と、15歳で帰天した若き信徒、福者カルロ・アクーティスの列聖に必要な奇跡を認める教令の公布を認可された。
福者になる列福、そして聖人になる列聖は、キリスト者として殉教を遂げた方、または敬虔な生涯を送られた故に、崇敬を受けるに値する人の列に加わることを言う。ちなみに、福者は、青磁にあげられるその前列の位の人を指す。
殉教者の場合は、列福のためには「奇跡があったかなかったか」は必要ない。しかし、列聖のためには、その「当該人の取り次ぎによって引き起こされた一つの奇跡」が必要となる。
証聖者の場合は、列福、列聖においても「奇跡」が必要で、医学的調査、その他種々の調査が実施されるそうだ。
カルロは、2006年に15歳の若さで、急性白血病で帰天し、2020年に膵臓に先天性疾患のあるブラジル人の子供を癒したとして、列福された。
その後、事故により頭部損傷を受けたイタリア留学中のコスタリカ出身の少女に、彼女の母親による福者取次ぎのお蔭で、絶望的な状況から救われたのだという。この超速攻の奇跡により、サント!スービト!今すぐ聖人に!ということになった。
ところで、カルロは、ミラノでは超有名な保険会社の御曹司であったが、彼の両親はカトリック信者であってもそれほど熱心であったわけではなかったという。彼のポーランド人のタータが敬虔な信者であったのは、大きな影響であろう。さすがに、彼が大きくなり、彼の母親であるアントニア・サルザーノも今では、信仰に篤く、彼の信仰の証を今でも語っている。彼の帰天後、双子の兄弟が生まれている。
カルロは、ミラノでは良家の子女が通うマルチェッリ―ナと呼ばれる、聖アンブロジウスの姉であった教育者であり修道女であったマルッケリーナにちなんだ学校に小中学校通った。その後、イエズス会系であるレオーネXIIIに病気になるまで通っていた。
彼が所属していたパロッキア(小教区教会)はマルチェッリ―ナに隣接しているサンタ・マリア・セグレータ教会であり、現在、パパ様の列聖準備の発表に際し、祭壇にカルロの御絵と聖遺物が安置された。
こちらは、カルロの母、アントニアの言葉。
「私たちはこの素晴らしい知らせについて主を讃美します!確かに、私たちは偉大なことをなさった方にすべてを委ねています。何よりも、私たちに聖カルロを迎える可能性を与えてくださった教皇様に感謝します。これは、カルロの世界に点在し、それを望んで長年祈り続けてきた多くの信者の願望を満たすものです。 カルロは多くの奇跡を起こしており、私たちは毎日瞬間的な治癒や驚くべき奇跡のニュースを受け取ります。
そして回心、これは確かに最も重要なことですが、永遠の命に至り、私たち全員が召されている天国に到達することです。私たちは、人生は困難であり、あらゆる選択は自由であることを知っています。したがって、回心は確かに最も重要なことです。
カルロは本当に色々なことをやってくれるので嬉しいです。主はカルロを通して多くの人々を助けておられます。カルロは秘跡の重要性を私たちに思い出させ、秘跡を人生の中心に据えました。救いの秘跡としての教会、「私ではなく神」、悲しみ、そして自分自身への視線。彼はこう言いました:
「幸福と神への視線」。したがって、本当に神を人生の中心に置くということは、幸せな人生を送ることを意味します。
それはすでにこの地上の楽園の予感を持っていることを意味しますが、それは決して小さなことではありませんし、何よりも聖体によって、教皇ベネディクトが言われたように、神がご自身の臨在とともに私たちの中にいて、実際、私たちを養うためにご自身を私たちに与えてくださるということです。
私たちを神聖化し、何よりも私たちがより良い人間になれるよう助けてください。何よりも神を愛すること、自分自身のように隣人を愛すること、これが私たち一人ひとりに心から望んでいることです。それが聖さの秘密だからです。 もう一度感謝します、私たちは皆さんのために祈ります、そしてすべてが常にうまくいくように、そして暗闇の中にいてまだ神を知らない多くの魂をカルロがますます助けることができるように祈ってください。」
今日の一句
サント・スービト! 神のインフルエンサー カルロ・アクーティス




