ジャスミン 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

ジャスミンがどこもかしこも満開のミラノ。

歩いていたり、バスやトラムの車窓から、ジャスミンが咲きほころぶ姿を見つける度に感動する。まさに香りが漂ってくる感じ。

 

友人のお宅から見えたご近所さんのバルコニー。

 

近所の老人ホームは、敷地の外側も中庭もジャスミンだけが覆い繁っている。見事にジャスミンだけなので、今が1年を通して一番良い時期なのかもしれない。

 

 

 

また、姿が見えないのに優しい香り。周りを見回し、時に見上げるとあそこか...という発見ばかり。

 

 

そして、日中はわからないが、夜地下鉄で最寄りの駅に降りると、駅構内から既にジャスミンの香りを感じるくらい。

 

日本でこんな経験あっただろうか?

 

もう少しすると、今度はもっと甘ったるい菩提樹の香り漂う街となる。

 

 

菩提樹のつぼみ

 

 

養蜂場じゃなくても、蜂には嬉しい季節???爆

 

それにしてもジャスミンの香り、不安や孤独感を静め、ポジティブでリラックスした気分にしてくれる。 リラックス作用と高揚作用を併せ持つことから、催淫効果が高く、そのエキゾチックな香りは、ゆったりとして喜びに満ちた雰囲気を作り出してくれる。

 
 
今日の一句
ジャスミンの 香り漂う ミラノの夜更け