4月3日。母の誕生日。82歳を迎えた。
父が亡くなり4年目。はじめの年は、私がいたので共に祝った。翌年、2年続けて長男が居候していたので、一緒に祝ったそうだが、今年は長男が私用で現在ミラノに帰国中なので、母は一人の誕生日となった。
電話をすると、日本人時間は夕方5時。すでに夕食を食べているところであった。(!)
前日、近くのスーパーへ行くと、友人に出会い、そこであまりおいしくないラーメンを食べ、その後友人宅にお邪魔し、夕方5時までおしゃべりをしてきたと言う。今や母の周りはほとんど未亡人ばかり。笑 (ちなみに、「未亡人」という言い方はあまりよくないそうだが、では何と呼ぶのかな?やもめ?男性は男やもめ?か???)
また、私の中学時代の友人の母親とその友人たちともカラオケに出かけたりもするそうだが、男性もいるようで、「皆独身なのよ!」と言う。笑 皆、伴侶を失い、悲しみを乗り越え、愉しく生きているのは素晴らしいこと。
こちら、ミラノでも交流のあるお年を召したかは皆、伴侶をなくした方か聖職者ばかりだろうか?やはりいろいろと考えさせられる。
人はいきなり年を取るわけでもなく、年の取り方も毎日の過ごし方の延長。人との付き合い方も同じ。年をとって嘆くことだけはしたくない。
日々大切に生きよう。そして、人との関係を大切にしよう。
今日の一句
誕生日 生きてる証 感謝と希望
