三寒四温 〜 その2 催花雨 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

あられが降り、今度は汗ばむほどの暖かい日が2日続いたと思ったら、今度は冷たい雨。もう寒い寒い。
 

春雨、春時雨、小糠雨、ひそか雨、桜雨、花時雨、春霖、発火雨、佳雨、雪解雨、催花雨...季節が変われば呼び名も変わり、一説によれば、雨の呼び方だけでも400語以上あるという話。

 

それにしても、午前中昨日と同じ薄着で出掛けてしまったら、首元と頭がスースー。午後から仕事へ出かける時、ジャケットの下にウインドブレーカーを羽織り、毛糸のベレーも着用した。

 

非常に寒いが、一雨ごとに、緑が芽吹いている感じ。


花水木やや藤が徐々に蕾を持ち始めていた。こちらは菩提樹の葉。(昨日の画像)



6月には葉が茂り、どっしりとした佇まいから甘い香りが漂うのがミラノ・サンシーロ地区の初夏。



ところで、日本気象協会が3月19日に発表した桜開花の予想では、東京の都心で3月24日、横浜市で3月25日、埼玉県熊谷市で3月26日であったが、春の訪れを感じさせる「桜」は、どのような状況になっているのだろうか?日本人の友人がイタリア人のご主人と子供達の日本の桜を見せたいと言ってた帰国したが、タイムリーに見られるのだろうか?


3月25日に七十二候/桜始開(さくらはじめてひらく)を迎えた。
 

桜は開きかけたあと、すぐ満開になるかと思いきや、必ず寒の戻りがあり、満開を迎えるのが少し先延ばしになるのが順当なめぐり。そして花が咲いている間に、必ず雨が降る。

 

桜は梅と同じくあまりにも種類が多いため、ひとくちにと桜と呼んでいるが、人工的な交配種だけでなく、自然交配、突然変異の野生種などさまざまで、100種以上の自生種、200以上の改良種があるといわれている。

 

近所でも八重桜を見かけた。

 

 

願わくは花の下にて春死なん その如月の望月の頃 西行
 

如月とは陰暦の2月。新暦では2月下旬から4月上旬ごろに当たるちょうど現在桜の咲く頃。

 

「できることなら満月の頃、満開の桜の下で死にたいものだ」。

 

ちなみにこれを歌った西行は「月と桜の歌人」として知られているが、念願通り、如月のほぼ満月の頃に亡くなったので、二月十五日は「西行忌」と呼ばれる。今週末は満月。

 

今週はずっと雨の予報が続くミラノだが、一雨ごとに緑が芽吹き、暖かくなるはず。

 

今日の一句

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