一つのことにとらわれている人は心が硬い。いろいろな角度から物を見、また人の言うことにも耳を傾け、考えることができる柔軟性が必要だ。踏ん張れば疲れてしまい、無理をすれば折れてしまう。
ところで、ブログを通じ知り合い、そしてご主人の仕事でミラノ駐在となり、空手にまでも入会され、家族ともども仲良くしてきた友人がついに本帰国となった。(寂しくなるなあ)
もう一人の友人と3人(私より9歳と16歳年下!)で、何度一緒にテーブルを囲み、また最後の最後まで何度送別会をしたことだろう。笑いあり、涙あり…年齢も、生まれ育った環境やら諸々全てが違うこの3人が意気投合できたのは、皆個性があり、芯があるものの、柔軟性があり、お互いを尊重し合えるからではないかとふと思った。
柳のようにしなやかに。
強い風が吹いたら流されて揺れてしまってもいい。けれど、風がやんだらすぐに立ち直る。柳のような身のこなし方、心のあり方。そんな「しなやかな強さ」を持つ彼女たちが好きだし、居心地がいい。
柔らかい心には感受性がある。しなやかだから、ちょっとしたことも軽く受け流せ、そして小さなことにも幸せを感じられる。
柔らかい心には受容性がある。人も、自分も受け入れ、人とぶつからない。
柔らかい心には成長性がある。だから、経験することを全て糧として、成長していける。
柔らかい心は、愛であり、人を癒すものであり、強さでもある。
年下でも教えられることばかり。
木の芽がのびるのは やわらかいから
かすかな風にも 竹がそよぐのは 竹がやわらかいから
セトモノとセトモノと ぶつかりッこすると すぐこわれちゃう
どっちか やわらかければ だいじょうぶ
やわらかいこころをもちましょう。by 相田みつを
今日の一句
No problem! 臨機応変 柔軟性
