今日の諺 〜 暑さ寒さも彼岸まで | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


(夜桜ならぬ夜木蓮)


ことわざ辞典をぱっと開けてみた。

 

出てきた言葉は「暑さ寒さも彼岸まで」

 

そろそろ春分の日。いよいよもって、寒暑の分岐点になってきたなあと思った。

 

しかし、上記以外にも、『どのように困難事態であっても、やがて終わり乗り越えることができるだから諦めずに耐えよということ。』と言う意味があると知った。

 

「禍福は糾える縄の如し」か....

 

災禍幸福とは糾った(縒り合わせた)縄のように表裏一体であり、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないということ。

 

また、「人間万事塞翁が馬」

 

人生における幸不幸は予測し難い。 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではない。

 

最終的にいつも思うのは、自分が、『今』できること、『今』すべきことをきちんとしているだろうか」と言うこと。

 

未来は、「今」の延長線上にしかないのだから。『今』出来ることはいくらでもある。『今』を全力で生きていれば、先を心配している暇などないのだから。

 

『明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である』(マタイ6:34)

 

まさにこれなんだよなあ。と納得。

 

「諦めずに耐えよ。」真逆のようだが、必要以上に思い悩まない。生きるコツ。

 

今日の一句

『今』を生きる 前向き・ポジティブ 笑い飛ばせ!