今が旬 〜 ラディッキオ・タルディーヴォ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

ラディッキオ・タルディーヴォの季節。
 
紫色のレタスのような白菜のような形のトレヴィーゾやチコリと同じ仲間のキク科の野菜。
 
タルディーヴォとは「晩生」の意味。逆に「早生」はプレコーチェと呼ばれる。
 
しかし、旬でも高い!
 
それもそのはず。栽培に非常に手がかかっているのだ。
 

晩秋に大きく生育した株を一度、土から根っこごと引き抜き、それをコンテナにびっしりと根を下にして立てた状態で詰めて、年間通じて一定の温度の湧き水に浸した状態で数週間更に水栽培される。それを余分な外側を取り除いてあげて、更に伸びてきた芯の部分だけを食用として出荷する。

 

生育したトレヴィーゾは根と共に引き抜き、そのまま詰めるのではなく、葉を根元から数センチ残して刈り取り、その根本を並べて遮光した中で軟白栽培されるという。

 

もう少ししたら、安くなるか?と思ってメルカートに出ていても安くなるのを待っていたが、今や旬も終わりに近づいてきた!やばい!食べないと…と思ったが、メルカートで見ると、どこも1キロ8ユーロ。500グラム4ユーロ。(同じだあ)ちなみに日本ではイタリア産が500グラムで3700円弱と出ていたから驚き!

 

今回、2つのみ、3.4ユーロで購入。

 

気になる効能は、主に水と繊維でできている低カロリーで消化しやすいこの野菜は、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB群、カリウムなどの栄養素が豊富で、血中コレステロールを下げ体を解毒する。すべての赤紫の果物や野菜同様、抗酸化物質を含有しており、その量はブルーベリーよりも多く含まれているそうだ。なので老化防止に最強の味方!(嬉しい!)

 

お味の方は、優しい苦みと甘みがバランスよく広がり旨味として感じられる。リゾットとして料理した。以前日記にした際はゴルゴンゾーラを使っていたが、最近はスカモルツァの燻製を使用している。
 
スカモルツァは、モッツァレッラと似たような牛乳でつくるが、1週間から一カ月ほど燻製される。チーズの味がより強くなり、火を加えると溶けやすいのだ。
 
作ってから、ここにサルシッチャやパンチェッタを入れても良かったか?と思ったが、それはそれでさっぱり系に。
 
普段、人の料理をなかなか褒めない次男も美味しい!と食していた。

 

 

作りすぎてしまい、残ったリゾットは、最近マイブームの生春巻きの皮でライスコロッケに。やはり中に、スカモルツァをキューブ状に切っていれてみた。

 

 

ちょっとお高くても、これくらいの量なら普段の食卓でもたまには食べられる小さな贅沢。

 

「春の皿には苦味を盛れ」

 

春は苦いものを食べるのが良いとよく母に言われた。

 

苦味のもとになるポリフェノールやミネラルが豊富に含まれ、これらは、新陳代謝を促進し、胃腸の働きを促し、不要物や脂肪の排出を助けるようだ。

 

旬のものを食べる。

 

メルカートをうろちょろし、どこが安いか見て回る。食べて感じることができる季節の楽しみ方は、まさに旬の食材の醍醐味なのかもしれない。 

 

旬の食材をおいしく食べよう!

 

今日の一句

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