今が旬 〜 コールラビ その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

久々メルカートでコールラビを見つけたので購入してみた。いつ見ても『トイ・ストーリー』の「リトルグリーンメン」に見えてしまう。笑
 
ところで、このコールラビ、冬の野菜かと思っていたら、夏は初旬の6-7月と晩秋の11-12月が旬だと言う。考えてみれば、8月友人の別荘がある北イタリア・ドロミテ山脈の麓にあるオルティゼイでこの野菜を頂いたが、友人の義姉が畑で作っていたというが、同時期にミラノにないのは当たり前。ドロミテは北部だから、時差で8月に作れていたのだろう。今やっと納得。
 
コールラビには、栄養素として特にビタミンCが多く含まれている。しかし、コールラビのビタミンCは加熱してもあまり流出しないということで、以前きんぴらにしてみたが、悪くはなかった。
 
上記、夏訊ねた友人宅では、お味噌とマヨネーズのディップにつけて生でこのコールラビのスティックを頂いたのだが、大根ほど辛くなく食べやすかった。今回是非、また味噌マヨで食してみたいが、他の友人曰く、そこに柚子を和えても美味しいという。確か冷凍庫にゆずがあったはず…。
 

コールラビは見た目は根菜のようだが、葉野菜のように扱うのだと言う。乾燥と冷気に弱いため、新聞紙などに包み、ビニール袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめらしい。

 

メルカートでは、葉付きのまま販売されているが、買って来たら葉の部分と球体の本体部分は切り離す。収穫されても植物は生きているので、葉を伸ばそうと養分をとられて味が落ちてしまうからだと聞いた。

 

生はシャキッと、煮込むとトロリ。メインでも副菜にも使える野菜。とりあえず味噌マヨで食したいが、試してみたいレシピが一杯!

 

余談だが、今日はゴスペルの2024年歌い初めがあった。食後は恒例のアぺリチェーナ。イタリア語の合成語で食前酒と夕飯が一緒になったもの。つまり宴会である。笑

 

 

年齢のせいか?だんだん野菜料理が増えてきた。笑 (ちなみに私はカブとマンダリンオレンジのサラダ)皮から手作りの餃子が大量にふるまわれたが、待っている間に歌い続ける私達。歌いすぎていつも声が枯れてしまう。最後にドカン!とおしるこを頂いた。

 

あ~やっぱり明日はコールラビの千枚漬けがいいか?!(便秘や消化不良の際、体は自然と食物繊維を多く含む食品を求めることがあるのだそうだ。確かに今日は食べすぎた。笑)

 

今日の一句

コールラビ 見た目は悪いが 丸ごと美味しい