守護天使の祝日 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

天使 - Wikipedia さん
 
10月2日は、「守護の天使」の祝日。
 
カトリック教会は、昔から聖書に基づいて、神は天使を造られ、一人ひとりを守っていると信じてきた。「あなたには災難もふりかかることがなく天幕には疫病も触れることがない。主はあなたのために、御使いに命じてあなたの道のどこにおいても守らせてくださる。彼らはあなたをその手にのせて運び、足が石に当たらないように守る。」 (詩編 91.10-12)など、聖書に守護の天使のことが記されている。
 
ちなみに、天使(エンジェル)の名前の由来はギリシャ語のアンゲロスから来ており、「伝来」を意味する。 つまり、神の言葉を「伝来する」のが、天使=エンジェル、イタリア語はアンジェロ。
 
ところで、友人知人に赤ちゃんが生まれると、信者であろうがなかろうが、「守護の天使への祈り」"Angelo Custode"の壁掛けをプレゼントしてきた。
 

Angelo di Dio 
Angelo di Dio, che sei il mio custode, 
illumina, custodisci, reggi e governa me, 
che ti fui affidato dalla pietà celeste. Amen 


守護の天使への祈り 
守護の天使よ、 
主のいつくしみによってあなたにゆだねられたこのわたしを照らし、守り、導いてください。アーメン 

 

信仰心、と捉えるかどうかは別として、綺麗な祈りだなあと思う。

 

ところで、日本のわらべ歌には、よく「鬼」が出てくるが、ヨーロッパでは「狼」が出てくるものが多い。

 

まだ子供が小さい頃公園で遊ばせていると、孫の面倒を見ている祖父母らが、聞き分けのない子供に「狼が来るよ!」と言っているのを何度も聞いたことがある。狼よりは、目には見えないけれど、可愛い天使に支えられ守られているよう促し、自己肯定感を持たせる方が大切なのに…と思ったことがある。

 

本日のパパ様ツイッター
Ogni persona ha accanto a sé un protettore che il Signore ci dona come aiuto, per spingerci ad alzarci quando ci fermiamo, per indirizzarci quando sbagliamo strada. Ascoltiamo la voce degli #AngeliCustodi!
すべての人には、主が助けとして私たちに与えてくださる守護者がそばにいて、立ち止まったときに立ち上がるように促し、間違った道に進んだときに導いてくれるのです。 守護の天使の声を聞いてみましょう!
 
わたしを守る神のみ使いよ、
主のあわれみによってあなたにゆだねられたわたしを、照らし、守り、支え、導いてください。