守護天使の祝日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

今日10月2日は「守護天使」の祝日。

 

カトリック教会では、昔から聖書に基づいて、神は天使を造られ、一人ひとりを守っていると信じてきた。「あなたには災難もふりかかることがなく天幕には疫病も触れることがない。主はあなたのために、御使いに命じてあなたの道のどこにおいても守らせてくださる。彼らはあなたをその手にのせて運び、足が石に当たらないように守る。」 (詩編 91.10-12)など、聖書に守護の天使のことが記されている。

 

教会の暦の中に、この祝日が取り入れられたのは、17世紀初頭のパパ様パウロ5世の時代であり、任意で記念とするものとされた。その後紆余曲折19世紀後半レオ13世の時代に正式的に定められたという。(1670年10月2日)


こちらは、長女が生まれたときに、友人に頂いた壁掛けで、"Angelo di Dio"が書かれている。イタリア人の子供たちは皆天使に守られていると信じている。自分の座る椅子にも、天使のスペースもちょっと残しておかないと!なんていうって椅子のはじっこにちょこんと座る子もいて非常に可愛い。

 

 

 

Angelo di Dio 
Angelo di Dio, che sei il mio custode, 
illumina, custodisci, reggi e governa me, 
che ti fui affidato dalla pietà celeste. Amen 


守護の天使への祈り 
守護の天使よ、 
主のいつくしみによってあなたにゆだねられたこのわたしを照らし、守り、導いてください。アーメン 


 

これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである(マタイ 18:10)。