すっかり続きを書くことを忘れていた。笑
家の近所のCafに730(セッテ・トレンタ)、いわゆる確定申告の手続きの予約を入れたいとメッセージを入れ3週間。混み合っているので空き状況に予約が出てきたら連絡をすると言いつつ何も来なかった。
イタリアで静かに待っていたら、どれ待たされるかわからない。
結局自分でspidを取って手続きをしようと思った。昨年末次男が18歳になり、成人の給付金申請のためにSpid が必要となり、郵便局へ行ったが、何かしらの問題があってできないので、指定の文房具店に行くよう言われ、そこで簡単に作ってきた。
どこで出来るのか?ネットで調べて出てきた仕事場から近い文房具屋へ電話してみたが、Spidの手続きはやっていないと言われたけれど。またTIMでやっていると言うので、やはり仕事場に近いところに電話するとやっていないと...ネットに出てるのはいつの話なんだ!
確実にやっているところへ行こう。結局次男が行った文房具を探すとチェーン店になっていたが、場所によって営業時間がバラバラ。しかも手続きに30分は要するので、閉店の30分前に入る場所を探すとなかなかなかった。結局次男が行った場所に、仕事を10分早退し出かけた。
念のためタクシーを使って行った。なんとかスムーズにできそうだと思ったら、最後の設定の時点で先方のサイトがシステムチェックのため接続できず。勘弁してよー。都合のいい時に戻ってきて!と言われ、泣く泣く断念。誰のせいでもないが、そうそううまくはいかないものだ。
翌日、定時で上がったが、念のため再びタクシー利用。手続きに35ユーロ有し、タクシー代は2回分37ユーロって...。
数日後の土曜日、空手の稽古の後、長女の家へ行き、彼に手続きを手伝ってもらうことになった。
ところで、諸々の役所手続きなどの代行をしてくれるCAFでの手数料はこれまた場所によって値段はまちまち。この730はだいたい5-60ユーロはかかると言うが、バスで通りかかる場所は35ユーロと書かれており、友人は25ユーロのところを見かけたが、常に物凄い人だと言っていた。税金の払い戻しが有れば、まだしもその値段も人それぞれ。手数料もバカにならない。
今年度の確定申告は、実際は昨年度の所得に対するもの。年間収入証明などは、既に今年の春にでていたのだが、驚いたことに、いわゆるマイナンバーに当たる個人の税務番号をいれると昨年かかった医療費が全部自動的に出てきた。もちろん、病院へかかる時や薬局に税務番号Codice Fiscaleを提示しているからなのだが、一々コピーが必要か?と思ったらそんなことはなかった。
昨年かかった交通費も限度があるものの請求ができた。子供たちにかかるコンタクトレンズなども請求できるようだったが、そんなこと露知らず、領収書を申請していなかったので長女にこっぴどく叱られた。この年になっても学ぶことばかりである。
最終的にいくらか戻るのか?と期待していたら、ガーン!!なんと400ユーロ弱も払うことに!どゆこと!???
どうもベビーシッターや介護のカテゴリーは社会保険が労働者負担で、賃金から控除されているものの、それは一部だけのようなのだ。ややこしくない?
何度やり直してもマイナス。11月までの支払いになる。これを怠れば罰金となって忘れた頃に何倍にもなって請求が来ると言う。もう目の前真っ暗。Spidのため交通費の方がかかったが、Cafにかかればもっとしたわけで、しかも還付金なし。
しかし、この春骨折で休職した2か月分の傷病手当は、申請すれば出るという。
こういう手続き、毎年するわけ?いやだわ…

