マイヒット! 〜 チクチクバッグ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

この夏からマイヒット中のプラスチック・キャンバスにただ好きなように模様を刺していくバッグ製作。

 

 

同時に2つ進行中であった。毎日どちらかを持ち歩き、仕事の休み中や帰りの電車がすいているとバッグから出してチクチク… 2つ目が完成。本来、黒・グレー・白のグラデーションのモヘアがあったので、これで作りだしたが、一色の部分が長すぎてなかなか色が変わらず、一色ずつ玉に崩し、結局模様ごとに色を変える羽目に…かなり面倒であった。しかも思ったよりも地味。笑

 

 

裏地はバッグが出来てから生地を縫って中にストンと入れて閉じたら?と友人に勧められたが、私は、キャンバスの形に切り、刺繍が終わると、キャンバスに縫い付けてからバッグを閉じるやり方。その方が型通りにできる。

 

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大判のバッグの方は自分でもどういう出来上がりになるか、想像もつかず…それが面白い。


その後に、好きな辛子色のベルベットヤーンで珍しく細糸を見つけたので、自分用に作ってみようと思う。

 

ところで、先日土曜日、空手の稽古の帰り、F爺とケーキを食べて帰った。帰りに毛糸屋さんにふらっと寄り、上記ベルベットヤーンを購入したのだが、偶然見つけてしまったこの糸…

 

 

これが、韓国で大ブームだったという“マンドゥバッグ”が作れる中綿が入ったチャンキーニット糸???

 

一玉500gで24ユーロ。うーん、決して安くないが気になる…。あとから、お店のHPをみたら、2日前に入荷したばかりのようだった。清水の舞台から飛び降りるつもりで(大げさ~っ!)で買ってしまった。買ったら、誰かに言いたくて、元空手仲間で現在は編み物仲間の友人が補習校に出てきている日であったが、その日は授業参観の日だと聞いていた。ダメもとで「今、授業中?」とメッセージを送ると、授業参観はこれから。どこそこのバールに〇〇さんといる、と返事が来た。やはり空手仲間とだ。笑 しかも、自分が歩いていた通り沿いのバール。行く行く!早速返事をし、彼女に会った途端に、「見て~!買ってしまった!」とチャンキーを見せた。そして、案の定、その彼女も補習校の帰り、色違いのチャンキーを購入。爆 誘惑は連鎖する…苦笑。

 

チャンキーニットは直径25㎜。極太も極太。だから指先で編む。30分もあれば編めるか…と思ったが、まあ指の引き方が今ひとつわからず、目が詰まりすぎたり、緩すぎたり…何度もやり直し。

 

鎖6目から立ち上がり、5段編、紐の長さは自由だが、2メートルは残しておくようYoutube動画では言っていたが、鎖7目で作りだし、5段で編んだが、もう一段行きたいな…と思ったら案の定糸が足りず。5段のところに戻り取っ手を作り出したが、微妙に余った。画像は把っ手は一本だが、実際には片側にはもう一本つなげ、両方をつなげると、肩にかけられるほどの長さになる。(切らなきゃ良かったわ)

 

 

↓把っ手を二本つなげるとこの長さ。

 

 

ふわふわ可愛いけれど、そうそう物は入らない。まあ一個作れば十分か?笑

 

秋の夜長にチクチクはしばらく続く…