大人の合宿@オルティゼイ ~ その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

合宿2日目。

 

滞在先裏にあるケーブルカーでレシェーザ高原へ。2年前コルティーナ・ダンぺッツォに行った際、次に山に登る時は、トレッキング用の靴が欲しいなあと思いつつ、今回もまた思った。苦笑 私達だけ箱根観光に行くような服装。しかも、日傘持参。笑

 

 

町からケーブルカーで10分ほどで2093メートルのレシェーザの丘に到着。

 

 

友人が、「ためしてガッテン」で超ラク山登り術のおすすめととして、歌を歌いながら上るのがいいらしい、と言い出し、しかもそれが「津軽海峡冬景色」だというから驚いた。え~っそうなの???思わず口ずさむと友達も共に歌いだした。

 

♪上野発の夜行~列車降りた時から~、あ~おもり~駅~は汽車の中…ちょっちょっと待ってよ。なんか違くない?雪の中じゃなかった?と大笑い。全然楽じゃない!

 

やっぱりこれでしょ!私が♪あ~めと歌いだすと、欠かさず誰かが歌いだす。♪が降れば、が降れば、♪お~がわ、お~がわ、♪が~でき、が~でき…やっぱりこれって山登りの歌だよね~、と誰かが言っていたが、実際は「山賊の歌」。しかし、なぜ「山賊」なのだ?と後から調べたら、4番の歌詞が、

 

風が吹けば 波が立ち
波が立てば 船が沈む
ウッシー ウシシシ 他人の物は
ウッシー ウシシシ おいらの物さ (作詞:田島 弘/作曲:小島祐嘉)

 

であった!

 

 

レシェーザ小屋でランチ。
 
image ソーセージとチーズがけポレンタ。ビールを飲みたかったが、ぐっとこらえる!
 

 

ちなみに、この週はオルティゼイはずっと雨、と天気予報が出ており、心配していたが、山の天気は変わりやすいとはいえ、ずっと天気に恵まれた。

 

 聖なる十字架。標高2281メートル。

 

 一瞬雲行きが危うくなあった。

 

 馬に道をふさがれてしまった。

 

写真を撮り忘れたが、仲間の一人がずっと野生のブルーベリーや、ジンの原料となるジュニパー・ベリーを摘んでいた。ジュニパー・ベリーは香辛料のコーナーで見かけるが、何に使うか考えたこともなかったが、地元の料理でもあるグーラッシュなど肉料理に使用するらしい。

 

一度帰宅し、足を休ませてから、近くにあるカステルロットという村を散策。ここではドイツ語しか話さないそうだ。

 

2人、エルツ城の画像のようです

 
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さすがに帰りの車では、ぽつぽつと雨に降られてしまった。
 
滞在先の友人によるパニーチャと呼ばれる大麦のスープ。セロリと大麦を煮込むことでコクがでるのだそうだ。さすがにこちらのスペックは最高で、ホースラディッシュ・ソースで頂いた。気に入ってソースを購入。

 

 

毎晩、この地方のワインであるラグレインを頂いた。我が家もアルト=アディジェへ行けば必ず購入するワインだが、スパイシーで、タンニンを感じるが、かといって重いわけではなく、口当たりのよいワイン。特に画像真ん中のサン・ミケール・エッパンは大好きなワインの一つ。贅沢な時を味合わせて頂いた。続く…