大人の合宿@オルティゼイ ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

2泊3日の女子旅。

 

一応名目は、ゴスペル合宿。しかし、指導の師匠が来られなくなったため、別に気が抜けたわけではないが、誰も楽譜を持って来ておらず…あちゃ~。

 

到着した日は、遅めのランチを食べたらもう夕方。観光気分で、街を散策。

 

2年前の同じドロミテのコルティーナ・ダンペッツォに出かけたが、ドロミテとは、18世紀にこの近辺の山塊登り地質構成を研究したフランス人地質学者のドロミユー(“Dolomieu “)の名前に由来しているそうだが、垂直に切り立った一種異様な光景と独特な赤茶色の岩肌は、かつての海の堆積物の断層である、砂岩、石灰質(ドロマイト)の性質と侵食作用により生まれたものだと言う。この山塊があって、初めてドロミテと呼ばれるのである。

 

 

そして、この地域は、イタリアであっても、ほぼオーストリア。言語はラディン語と呼ばれるイタリア語とドイツ語を合わせたような言語で、レト・ロマンス語諸語の一つ。正確なドイツ語、イタリア語は学校で学ぶのだそうだ。滞在先のご主人はこの地域で生まれ育っているので、母国語?はもちろんラディン語。家庭内では、ラディン語、英語、イタリア語、日本語が飛び交うのだそうだ。

 

 お役所も可愛い。

 


聖ウルリッヒ礼拝堂

 

ルネッサンスとバロックの要素が織り交じり、そして、どの教会も、木彫りの参拝者席となっており、それぞれに浮彫や金細工が施されており、目が奪われた。

 

 

 

長椅子は腰掛けてみると、お尻が硬く、背もたれも当たって痛い。膝まづいて姿勢良くお祈りしなさい、と言うことか?笑

 

アペリタイム。ミラノと違って付いて来たのはカナッペだけ。図々しくポテトチップとかないの?と聞いて、ポテトとナッツ類を持って来てもらう。爆 さすが、おばちゃんパワー。

 

 

夕焼けが絵になる。

 

 
夕食後、一応この旅の名目でもあるゴスペルレッスン。といっても、さらっと歌っただけ。苦笑 ABBAの"Dancing Queen" と Boney M "Rasputin"でダンス。思わずコザックダンスで飲みかけのグラスに手が当たり、割るもの有り。爆 そして、カラオケは午前2時まで続いた。…続く。