夏の雨 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

(今日の午前中)

 

最近夜になると、ひどい雷雨になることが数回続いている。

 

次男は夕飯を食べ終わると、自転車で友達に会いに行くが、大雨の中帰ってきたことが数回あった。(怖い!怖い!)

 

 
熱波と雷雨。

 

この熱波は「カロンテ」と呼ばれているが、この「カロンテ」とは、ギリシャ神話の三途の川の渡し守りのことなんだそうな…

 

Caronte (mitologia) - Wikipedia じいさんか?!苦笑

 

国民保護局より警戒レベルが出ているが、この雷雨では、雹や突風も発生し、多くの場所で倒木のため、消防署へ通報があったという。ミラノ郊外では、オレンジ大の雹も降ったとか。

 

 

イタリア語の雨には、Pioggerella 雹雨、 Doccia シャワーのように激しく降る雨、などがあるが、そういう意味では、日本語は、降り方によって、また季節の天候に関係した言い方の雨が400種類ほどあるそうだが、情緒豊かであると思う。

 

翠雨。 夏の初めに降る雨。夏の雨、というと梅雨のじめっとしたイメージがあるが、夏の初めの季節に生い茂る草木に降り注ぐ恵みの雨だろう。

 

喜雨。 真夏の厳しい暑さが連続して続くような天候の日々に、大地を冷やすかのように降り注ぐ夏の雨。まさに喜びの雨なのだろう。

 

驟雨。 夏のにわか雨。夕立ち。

 

まだまだあるが、割愛。笑

 

 

雨は嫌いだが、日本人の美的感覚を誇りに思う。