今朝、レントゲン検査と整形外科での診察があった。
骨折から2カ月。
このサン・カルロ病院へ5回通っただろうか?
画像奥は、病院の正門、後ろ右側に病棟へ入る玄関があり、後ろ左側には、受付・支払いのあるCUPと呼ばれる入り口があるのだが、車では、この通路には入れず、健康ならまだしも、この細長い道をギブスの足で、しかも松葉杖で歩くのは本当にしんどかった。何度も何度も休みながら歩いて行ったものだった。車椅子を貸し出してくれるわけでもないし、杖をついているお年寄りも多い中で、弱者の視点に立ってない!と思ったものだった。
ところで、イタリアでは個人のカルテや検査結果、レントゲン写真などは、患者一人一人が管理するものであるが、5月と6月に撮ったレントゲン画像を取りに行っていなかったので、今日は取りに行こうと思っていた。
レントゲンの予約は9時35分。時間まで20分ほどあったが、資料室は階が違うし、そこで待たされてもたまらない。レントゲンも待たされることが多かったので、直接早くいってしまえ!と思い、出かけると、待合室にはなんと私を含めて二人しかいなかった。
一人妊婦さんが先に呼ばれ、続けて私が呼ばれたのだが、看護師は私の顔を見るなり、驚いた顔をして「あなたいくつ?」と聞いてきた。「56です。」と答えると、「閉経しているわよねえ?」という。はあ?と思っていたら、私をもう一人の妊婦さんと間違えたらしい。しかし、その看護師は、56?と言って私の顔をみたまま。「国籍は?」と聞いてきたので、「日本です」というと、「エッコ!」つまり、なるほど!みたいに一人で納得しているようだった。
妊婦が出てくると思い待ち構えて呼んだら、とても妊婦には見えない初老?の女性が出てきて、かといって年を聞けば、イタリア人的には56歳にはとても見えなかったのだろう…爆 だからといって素直に喜ぶのには図々しすぎる。所詮日本に行けば、年相応。一時のぬか喜びに終わるのだ。爆
余談だが、その看護師は「アジア系は肌が違うのよ。」といっていた。そして「日本人は中国人よりエレガントなのよ」と同僚に説明していた。そうなん????
そして、次の整形の予約まで1時間も空いてしまったので、レントゲン画像を取りに行った。6月分は地下一階でもらえたが、5月の分に関しては、レントゲン課の窓口迄行くよういわれたが、5月分は印刷は地下でするので、そちらへ行くように…といわれ、結局ニ往復した。巨大な病院では、エレベーターの乗り降りする場所を間違えると、もう全く位置関係が分からなくってしまい、毎回どの階へ行っても迷子になってしまった。
ちなみに今日のレントゲンは一週間後。そんなの全部まとめて焼き付けて欲しいわ…というか、既にpcでdvd見られないんですけど…。
その後の整形外科もガラガラであった。待合室にいた人は10時10分、私が10時半、もう一人が10時40分の予約で、あっという間に呼ばれた。骨折した場所を人差し指でぐいぐいと押されたが、痛みは特になく。「治療終了」とカルテにかかれた!やったー。
帰りがけ長い通路を前に、椅子に触っていたら、F爺から電話がかかってきた。彼は、今年の復活祭前からしばらくこのサン・カルロに入院しており、彼のお見舞いには何度も自転車で通い、その度に気をつけろと言われていた。病院へ行くたびに、病院内にあるSanta Maria Annunciata (サンタ・マリア・アヌンチャータ)教会を覗いたが、開いていたことは一度もなかった。
しかし、今日は開いているではないか!
こちらがその教会で、イタリア建築・デザインの父と呼ばれる建築家のジオ・ポンティによって「祈り」と「人と神が出会う船」をイメージして造られた教会だと言う。
今日初めて教会の扉が開いており、吸い込まれるように中へ入って行った。
教会には、イエス・キリストが十字架を担って歩んだ、受難の道のりを 「十四留」(十四の場面)描いたものが掲げられているが、ここでは、その場面のタイトルがそのままオブジェとなっている。こちらの画像は第一留の"Gesù condannato a morte". 「イエス、死刑を宣告される」。









