脱ギプス 〜 その11 社会復帰秒読み開始 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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いよいよ明日、レントゲン検査と整形外科の診察がある。

 

既に足の腫れも痛みもないので、骨はくっついているであろうが、オーケーが出るまでは無理はしない!とセラピーの先生に言われ、一応明日まで松葉杖及び骨折用の靴を使用中。

 

近所では、いまだに会う人、会う人、"allora?"  "ancora?" 「それでどんな感じ?」とか「まだあ?」と言われる。

 

いやいや、長い2カ月だった。特に初めの1ッカ月のギブス中は、家にこもり切り。ケンケンで飛んでみたり、杖でもいかに歩数は少なくして移動するか?起きてから寝るまで、長かった。それでも居間のソファアに座り、編み物を始めると熱中しあっという間だっただろうか?

 

また、外に出なくても、チャットで様々なグループの様々の問題を話し合い、自分のこと、人間関係のこと、高齢社会のこと…何かと考えさせられた。

 

ギプスが外れ、外に出はじめ人に会うたび、事故の詳細を聞かれ、何十回、何十人に話してきただろう。そして、話せば話すほど、怖くなってきた。やはり、中足骨3本折れただけで済んだことに感謝しなければならないと思った。

 

明日、十中八九、松葉杖と骨折用の靴から解放されるだろうが、翌日ホームドクターとのアポ待ち。それによって仕事をいつから復帰するかはっきりする。

 

今までは、踵だけをつけて歩いていたので、徐々につま先部分、上足底をつけるようになると、ふくらはぎにも負担がかかり、しばらくは筋肉痛になるかもしれぬ。

 

嬉しいような、憂鬱のような…。規則正しい生活が送れるのだろうか?苦笑