脱ギプス 〜 その10 クレイパック | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 
速いもので、水治療も10回終了。あとは、フィジオセラピーが4回。
 
やはりセラピーを始め、めきめきと良くなってきていると感じる。腫れは引いてきているが、それでも右足と比べると、右足には指の骨がくっきり見えるが、左足はまだまだうっすらしか見えず。そして、まだ微妙に熱を持っているかもようだ。回数は減ったものの、左足のみ靴下を二枚履き、間に保冷剤を足裏と甲に置く。午後に日光浴をする時も、左足のみ桶に水を汲み、足をつけておく。
 
また、基本7月10日のレントゲンと診察までは、松葉杖と骨折用の靴着用が義務となっているが、家ではビーチサンダルで杖を突かずに歩いており、逆に外出しようとすると、杖を一本ずつあちこちの部屋に置きっぱなしで、捜し歩くことになってしまうのだ。笑
 
そのことを、セラピストに言うと、良い傾向だ!セラピー中も松葉杖一本で歩く練習はしているが、それでも基本、今の時点では、やはり敢え杖2本で歩くよう勧められた。
 
ちなみにセラピーの中で、特に回復を感じるのが、体重移動。2つの体重計にまたがり、左右バランスよく体重移動をする練習をする。私の体重からだと、左右40キロずつ行くよう、すすめられるが、当たり前だが、左足が40キロに全く届かなかったが、さすがに回数を重ね、やっと左も40キロに到達するようになった。もちろん、足の痛みはない。
 
話は戻り、水治療が終了し、家でもぬるま湯に浸け、足マッサージをした方が良いか?とセラピストに聞くと、クレイパックが良いかもね…と言われる。クレイ、クレイ…どこかで聞いた話。
 
海由来の成分が詰まったクレイには、ミネラルと、肌の活性酸素と結びつきやすい2価の鉄イオン(Fe2+)、シリカが豊富に含まれており、美容にはもちろん、「痛みの緩和」「真菌の活性化を防ぐ」などの効果も認められているというが、検索していたら、自分のブログにヒット!しかも2回も書いていた!爆 
 
それによれば、「クレイテラピー」では、体の中の要らないもの(毒素・老廃物)を出し、血流を促進し人間が本来持つ自然治癒力を高めて自ら健康に戻ろうとする力をサポートしてくれるのだそうだ。
 
とにかく、肩こり、腰痛、ひざ痛、関節炎、腰痛、肩こり…なんでも効くという。とりあえず、お風呂に入る前に左足と、残ったクレイで顔にもパック。お肌つるつる、もちもち。腫れ云々については、一度くらいではわからないが、続けてみよう。
 
ちなみにクレイは取れる場所や深さによって色と効能が異なるが、グリーンクレーを使用。モロッコ産はガスールと呼ばれる。
 
それにしても、さすが、地元のフィジオセラピーの診療所!知り合いによく会う!もうここで3人の知り合いにあった。子供達の幼稚園時代のママ友にも遭遇。マスクをしていたのによくわかったな! 相手は私に名前をすぐに呼んで来たが、今だに彼女に名前が思い出せない!苦笑
 
友人の友人が膝を骨折。ギブスを外した翌日再び転んで私と同じ中足骨を骨折したと聞いた。近所にも自転車事故で骨折中の人が多く驚いた。
 
骨は大切。骨は身体を支え、血液を作る。カルシウムも蓄える。骨は新陳代謝しているが、普段の生活から骨の健康を意識したい。