「さく」こと ~ 愛はブーメラン | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

このところ、どうも心の中でモヤモヤするものがある。
 
そんな時、あるシスターのツイッターが心に刺さった。
 
>愛は込めるもの。
その方法は自分を「さく」こと。
時間を「さく」
お金を「さく」
体力を「さく」こと。
「さく」ことなしに
愛が目に見える形になることはない。
愛を目に見える形にするただ一つの方法は
「身をさく」こと。
 
自分、時間、お金、体力を誰かのために「さく」。つまり、身をさき、自分自身を捧げること。損得勘定なしで自分を捧げる。アンパンマンと同じではないか!笑
 
心のモヤモヤは、いかに人に「愛」を注ぐか。と言うことだった。
 
しかし、その自分の思う「愛」がくせもので、時にこれは相手のためになるのか?と思うことがある。
 
放りすぎか?と思ったり、逆に手をかけすぎか?甘やかしていないか?と悩む事があるのだ。
 
しかし自分に出来る精一杯の、納得のできる努力をする。それでも自己満足ではないか?と頭をよぎることがあるが、大事なのは、相手と向き合うこと。損得勘定なく向き合うこと。その時点で、お金は別としても、時間や体力、気力すべてをさき始めている。
 
それでも思わぬ結果になったり、いやな思いをすることも時にある。それも、人生における大変さであったり、割り切るしかないこともある。
 

けれど、その苦労は必ず何年後かに大きくなって返ってくる。つまりブーメランだ。

 

愛はブーメラン、か…。