復活祭前の四旬節は40日間。そしてその後の復活節は50日間。
それは、主の「復活」の意味を深め、聖霊降臨を味わうために必要な時間でもあるという。新約聖書の使徒言行録(2:1-4)によると、
「五旬祭の日が来て、かれらがみな一緒に集まっていると、突然、天から激しい風が吹いてくるような音が聞こえ、彼らが座っていた家にみち、火のような舌が現れ、分かれて、おのおのの上にとどまった。すると、彼らはみな、聖霊に満たされ、霊がいわせるままに、いろいろの国の言葉で話し始めた」とある。
これが、聖霊の派遣(聖霊降臨)と呼ばれ、教会活動の始まりとなり、特別に祝う。またこの出来事はキリストの復活から50日目で日曜日にあたることから、この日をペンテコステ(ギリシャ語で50の意)とも言うが、いろいろな国の言葉で話し始めたことから、イタリアでは"Festa della Gente"、" Festa del Popolo"ともに、「人民の祝日」という意味になる。
私の住むミラノ・サンシーロ地区は、ミラノの中でも1,2位を争うほど外国人の多い地区だが、カトリック信者の国籍も様々。
文化や言語が異なっても、本来人間はお互いを理解できるもの。それはお互いがお互いを理解しようとする、想像力と努力と忍耐が必要であろう。妥協ではなく、楽器と楽器が調和するように、新たなハーモニーとサウンドを生み出す必要がある。それが神の夢であったのではないだろうか。
ところで、祭壇に下げられている旗は、この夏行われる"Oratorio Estivo"オラトリオのテーマ"TuXTutti" (Tu per Tutti) 皆のためのあなた、という意味であるが、あなたの隣人は誰か?というメッセージが込められている。
子供達や若者が思いやりの心を持ち、それを他者のために実践し、成長していく様子を見るのは、嬉しいものだ。人に、与えたり受け取ったりする相互の配慮が、私たちを他者、つまり他のすべての人々に向けられる原動力となりますように。
私自身、ミサにはあずかれなかったが、前日主任司祭が聖体を持って来て下さり、お恵みを頂けた。神に感謝!
↓この夏のミラノ大司教区の夏のオラトリオ"oratorio estivo"のテーマソング。






