タータ日記 〜 その77 しつけ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

連休後、三男が数歩一人で歩けるようになった。

 

もう嬉しくて嬉しくてたまらず、自分の捕まって立っているところから私がいるところ(腕伸ばして数歩のところだけれど)まで、行ったり来たりしては、私に抱きつき涎ダラダラ...犬か!爆

 

私の言っていることは、わかるようでその度の反応も可愛すぎる! 成長による情緒の発達を日々垣間見ることが出来るのは非常に楽しい。

 

ところで、ツインズたちは今週は連休明け3日しかなかったが、保育園に行ってくれて助かった。

 

週明けは、その週の分の着替えや食事用エプロン、お昼寝用のシーツを持って行かなくてはならず二人ともピンパの巾着リュックに入れていく。

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肩紐が長いので切るかどこかに結び目を作るしかないのだが、次男はピンパが散歩しているように引きずって持ちたがる。

 

歩道は犬の糞尿でいっぱい!汚すぎるから引きずってはダメ!と注意する。

 

「どこにカッカ(う◯ち)があるの?」と言うので、「ほら、ここにも!あそこにも!黒いところはピピーよ!」とにかくそこら中にシミになっており、朝からアパート前に水を撒いているところが多い。

 

「どうして道路にピピーやカッカをするの?」と次男。「犬も人間と同じ。カッカやピピーは誰もがするの。でもどこでするか?は飼っている人のエドウカツイオーネ(教育、しつけ)であり、カッカをしたら飼い主が片付けるのがモラーレ(倫理道徳)なの!」これから3歳になる子には難しい話か?

 

とは言え、彼らの食後、おやつ後の汚れ方、と言うのは我が家ではあり得なかった汚し方だ。「食べる時は座って食べる。うろうろしない!」口を酸っぱくして言うが、親がそれを許してしまえば話にならぬ。

 

学校でも屋外でも結局掃除を仕事とする専門の人がいるので、汚してもそれを片付けるのは彼らの仕事、と思い、平気で散らかすことを何とも思わない人は多い。だからサッカーの世界大会なり、通常のサッカーの試合やら街中をボランティア精神で掃除をする日本人を絶大的に評価する人もいれば、逆に、掃除夫の仕事を取っていると批判する声も様々…しかし、個人的にはそれは家庭の教育の問題、しつけの問題では?と常に思うのだが、余計なことは言えぬ。

 

「君たちが食べた後の食べくず、あれはだれが片付けるの?あのままだと虫が来るし、窓を開けたら鳩が来るよ!」と脅かすと、長男は弟に「Nooooo!R!」と人差し指を立てて怒るのだ。笑

 

今週末も嬉しい3連休!とは言えまた今日の夕方から長男が発熱。いつも週末辺りから始まるケース....週明けは誰かに移っているのだろうか?恐ろしい…