周りの友人に意外!と言われるが、ひどい方向音痴である。
若い頃は、日本で運転はしていたが、遠出はしたことが無い。またイタリアでは全く運転はしていない。
地図は右左折を繰り返すと全く方向感覚を失ってしまう。苦笑 なので地図をくるくる回してしまう始末。スマホの地図でさえ、自分の向かっている方向がわからなくなることが多い。挙句の果てに、この地図大丈夫か?とさえ思ってしまう。爆
しかし、車の助手席で道路を確認して、と言われると一点を見ていると気持ち悪くなるし、肩が凝ってしまう。苦笑
最悪なのは大きな地下鉄や電車の駅である。出入り口が沢山あるともう最悪。自分が間違えた後の修正が利かず目的地に辿り着けないばかりか、元の位置にも戻れなくなってしまうことが多い。
先日も一人でレッコへ行く際、電車に乗るまでドキドキしてしまうので早く家を出たにも関わらず、電車の到着ホームが発表されず。発表されても何度も何度も電子表示版を見て、10:52分レッコへ行き、オッケー、オッケーと何度も確認してしまった。普段誰かと出かけていたので、頼っていた証拠であろう。
レッコに到着。すごい人混み!何で?と思ったら、乗車券の検察がされていた。あー、ノープロブレム!と思い切符を渡すと、女性の検察官は切符の裏表を見て、「どの電車に乗ってきた?」と言うので隣に停まっていた電車を指差し、これですけど。」と言うと「なぜ刻印しなかった?」と言う。
刻印?あちゃー忘れたわ!改札口での刻印だったら忘れなかったものも、改札は定期で一度出てそこで切符を購入。そのまま駅構内を移動、ホームに上がったので、その間どこかにガッチャンする刻印器が壁にあったかもしれぬが、記憶になし。
ゲゲゲ、罰金か?
「なぜ刻印しなかった?」と女性検察官。「忘れました」「なぜ忘れた?」としつこい。気がつかなかったから、やってないのだよ!それ以上理由もないし、もちろん悪気もない!しかしイタリア人にこんな事を言っても何にもならぬ。
女性検察官はブツブツ言いながら、切符の裏側にその日の日付を書き、「次やったら罰金ですよ!」と言うことだった。助かったー!
オンライン購入であれば、印刷しようが、スマホの画面で持っていようが、求められない限り、切符を見せる必要はないし、もちろん印字の必要もない。しかし、乗り遅れたら?電車がキャンセルされたら?それを思うとオンラインが面倒臭くてついつい現地で切符を買ってしまう。
それにしても方向音痴のわりの旅行好き、出歩くのが好き。困ったものだ。爆
