時間が過ぎるのが早すぎる。1週間前に復活祭を迎えたのに、今やもっと前のようだった気がしてしまう。
土曜日にある食事会があり、帰りが遅くなりバスに乗っていたら、かなり混み合っていて、しかもその乗客が皆エジプト人の家族連ればかりであった。何かあったのか?と思ったら、そうだその日は正教会の復活徹夜祭があり、教会の帰りエジプト人なのだ!と判明。
ところで、今日在ミラノカトリック日本人会のミサが午後から行われた。先月は急遽キャンセルになってしまったので、久々の日本語ミサ。
毎年ゆで卵を奉納をしているので準備して持って行った。
卵用のフィルムは昨年、偶然東欧の食材を売っているお店に置かれていることが分かり、購入しているが、切ったフィルムを広げ円筒状にし、予めゆでておいた卵を入れ、80度の熱に潜らせる。そうするとフィルムがパリパリパリ...と縮みピタッと卵に貼り付くのだ。
スーパーで売られている卵は、MサイズとLサイズがあるが、フィルムそのものにもサイズがあったことを昨年知り、大きいものを購入した。
ところで、日本では、聖句の入ったかわいらしいフィルムが売られているようで、ネットで検索していたら、幼稚園生でさえ綺麗にゆでて作れる代物。しかし、こちらのフィルムは、というよりもイタリアの卵は、たとえMであろうが、Lであろうが、微妙にサイズが個々に異なり、同じサイズのフィルムでも入るものと入らないものがあることが判明。ゆで卵が熱かったせいもあり、へたすると、そのままフィルムがくっついてしまい失敗したものもあったし、ぎりぎりで破れてしまうものさえあった。
また、日本のフィルムよりも少し長めなので、素早く上下適度な間隔でフィルムを入れないと、下の方が長めで中途半端に固まり、不恰好になってしまうものもあった。それでも後から再び熱湯に入れると、ピタっと卵にあった形に縮むのでそこそこに調整できることを習得した。
不覚ながら、出来上がった卵の画像を撮り忘れた。


