一週間遅れの復活祭 2022 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

今日は東方(正)教会の復活祭であった。

そして、在ミラノカトリック日本人会のミサの日でもあったので、一週間遅れの復活祭のお祝いに、ゆで卵でイースターエッグを作って持って行き、ミサの際、奉献した。

 

image 切ったシールを広げて円筒状にし、ゆで卵を入れて、80度の熱に潜らせる。そうするとシールがパリパリパリ...と縮みピタッと卵に張り付くのだ。画像の両脇はイタリアの卵Mサイズ用、真ん中はそれよりも小さな卵でないと入らないことが判明した。しかし、スーパーで売っている卵はMサイズかLサイズしかなく...

 

こちらが出来上がり。

 

 

 

ところで、東方教会とは、いわゆる、ロシア正教会、ギリシャ正教会などを含む、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派のこと。 

 

 ← 東西教会分裂の流れ

 

「春分の次の満月後の最初の日曜日」というのが復活祭の日付の決め方の原則だが、正教会においては、天文学的な「春分の日」ではなく、ニケア公会議のあった西暦325年の春分の日であったユリウス暦の3月21日を「春分」とし、次の満月後の最初の日曜日とするようだ。このことから、いわゆる「春分の日」とユリウス暦の「春分」との間に満月が入ると、復活祭の日が大きく日がずれることになる。「春分の日」とユリウス暦の「春分」との間に満月が入らないと、復活祭の日が一致することになる。 

 

最近、東西教会の復活祭が一緒だったのは、2014、2017年だった。次に一緒の復活祭を祝うのは2025年。 

 

今日は午前中地元の教会でのミサの閉祭も午後の日本人ミサでの閉祭もヘンデルの曲『見よ、勇者は帰る』を歌った。日本では表彰状授与の際、かかる定番の曲だ。

 

 

イタリア語では、"Cristo è risorto, alleluia"「キリストが復活した。ハレルヤ」という言葉で始まる聖歌。

 

「闇」と「光」。「死」と「復活」。

空の墓を信じるのは、信仰の力。復活の恵みだ。

 

ゆで卵の祝福後、司式司祭よりなぜ復活祭には卵なのか?という話があった。それは、墓とそこから抜け出すことによって復活する命、ということだった。

 

とはいえ、東方(正)教会はロシアとウクライナ内の最大宗教だ。どうかいち早く戦争をやめ、戦いのない平和な時が訪れるよう願うばかりだ。


また、キリストに従うように招かれた私達⼀⼈ひとりが、どんな時にもキリストが共にいてくださることに感謝し、キリストの愛に応えて、与えられた使命を果たしていくことができますように。