本日3月24日は、「殉教宣教者の日」。
1980年3月24日殺害されたエルサルバドルのサンサルバドル教区のオスカー・ロメロ大司教を追悼する日であると同時に、「殉教宣教者のための祈りと断食の日」であった。
キリスト教における殉教とは、福音に忠実に留まり、キリストの愛が暴力や憎しみよりも強いことを証しする、神と兄弟に対する究極の愛の行為であるべきと以前パパ様は強調されていた。
こちらが本日のパパ様のツイッター。
I martiri sono il dono più prezioso che Dio ha potuto dare alla sua Chiesa, perché in loro si attualizza quell’“amore più grande” che Gesù ci ha mostrato sulla croce.
殉教者は、神が教会に与えることができた最も貴重な贈り物です。なぜなら、彼らの中に、イエスが十字架上で私たちに示した「最大の愛」が実現されているからです。
ところで、今日所属教会の司祭に誘われて、地元に本部があるミラノ宣教会で行われた殉教者への祈りの集いに出かけてきた。
会場はミラノ会本部にある美術館。
その後、ミラノ教区の司教のお一人が挨拶された。「カトリック教会は、殉教者の血から生まれ、殉教者の血のうえに建てられている。福音に生き、神と一致した生き方が重要である。宣教は、ビルマや南米、アフリカでするものではなく、あなた方がいる場所で、普段の生活の中から証すものである。」とあった。
現代社会では、個人主義、科学的世界観などで無宗教化が進み、神のみ言葉や宣教を声を大にして言うことは、社会からは受け入れられず、反発を生むかもしれない。それでもなお、勇気をもってイエスの価値観に生き、それを証していくことこそ、いま私たちに求められる霊性ではないだろうか。
最後に参加者全員で「主の祈り」を祈った。





