昨日8月23日は二十四節期の「処暑」であった。
「処」は落ち着くという意味があり、処暑は、暑さが落ち着き始める頃だというが、まだまだ暑いミラノ。そして蚊が多い。
しかし、秋の気配を微妙に感じる空になってきた。
こちらは、夕方18時半のヴェルディ「憩いの家」の前
「行合の空」。夏から秋に移る頃の暑気と冷気が行き合う空のことを言う。
入道雲が湧き上がっている空に鰯雲や巻雲が見える時がある。そして、この時期になると必ず思い出すのが、オフコースの「夏の終わり」と「秋の気配」。
♪夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい あの頃のこと今では素敵に見える… (「夏の終わり」作詞/作曲:小田和正)
♪たそがれは風を止めて ちぎれた雲はまたひとつになる…(「秋の気配」作詞/作曲:小田和正)
行く季節と訪れる季節が一つになる、風情を感じる空。
この「処暑」の候、空を見上げ、自転車に乗りながらオフコースを熱唱する。笑


