行合の空 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日8月23日は二十四節期の「処暑」であった。

 

「処」は落ち着くという意味があり、処暑は、暑さが落ち着き始める頃だというが、まだまだ暑いミラノ。そして蚊が多い。

 

しかし、秋の気配を微妙に感じる空になってきた。

 

こちらは、夕方18時半のヴェルディ「憩いの家」の前

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「行合の空」。夏から秋に移る頃の暑気と冷気が行き合う空のことを言う。


入道雲が湧き上がっている空に鰯雲や巻雲が見える時がある。そして、この時期になると必ず思い出すのが、オフコースの「夏の終わり」と「秋の気配」。

 

♪夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい あの頃のこと今では素敵に見える… (「夏の終わり」作詞/作曲:小田和正)

 

♪たそがれは風を止めて ちぎれた雲はまたひとつになる…(「秋の気配」作詞/作曲:小田和正)