Uovo di Pasqua 〜 イースター・エッグ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



復活祭になると”Uovo di Pasqua”いわゆるエッグチョコレートをプレゼントする事が多い。中が空洞であるが、何かサプライズのプレゼントが入っており、それを子供たちは楽しみに待つ。


我が家の子供達が小さい時はよく買ったものだ。


ところで毎年四旬節第2-3週になるとオフタルと言うアソシエーションが我が教会にエッグチョコレートを販売しに来る。これは聖母マリアが現れいくつもの奇跡が起きたことで世界的に有名なフランスの巡礼地「ルルド」に巡礼希望の病者を支援する支援金捻出としてオフタルが企画販売したもの。


ちなみに以前所属していたボランティア団体でも、地元の託児所付き外国人ママ向けのイタリア語教室の維持費確保のためエッグチョコレーを販売したことがある。いくらで購入したか記憶にないが、最低8ユーロで販売(寄付)という形にし収益をすべて支援金に回したものだった。このオフタルも同じ要領であったので、2つ分を寄付という形で購入しツインズへプレゼント。チョコレートはママさんは3歳だか5歳まで禁止、というので大人が食べればいい。チョコレート購入も何かお手伝いが出来れば、それの協力することが望ましいだろう。要はおまけについていたぬいぐるみを子供たちに渡せる。


家にエッグチョコレートを置いておくとなんと次男も買ってくれというではないか?普通のチョコレートはダメなの?と聞くとあれが欲しいという。次男にはリンツのエッグチョコレートを購入した。

いくつになってもサプライズのおまけは楽しみなもの。子供心は持ち続けたい。


こちらはサンタンブロージョ地区にあるパスティチェリア・VisconteaのUova di Pasquaエッグチョコレート。綺麗すぎて食べられないな。