
1つ8ユーロ。300gのチョコレートの中には、Sorpreza(おまけ)が入っている。ミルク味とビター味の2種類。
この時期、ボランティア団体が寄付などを募ることが多いが、私たちの場合、組織運営維持費は、すべて会員の会費によるものとし、収益を配分することはまったくなく活動に使う「非営利団体」である。それでも、生徒たちの教科書代、保険料など会費だけでは賄いきれないものを、寄付金で補うのだ。
昨年は、リンクを共にしていた団体との共同プログラムもあり、私たちの協会分以上の収入を期待されたが、ビジョンがあわず、離脱。
先日、ミラノ市内における外国人女性に対する託児所つきイタリア語教室のSpazio Bimbi(託児所)関係の研修会がカリタス・アンブロジアーノで催され、わがItamaからも10人のボランティアが出席してきたが、特に目新しい内容や斬新なアドバイスもなく、綺麗事ばかりを並びたてられ、若い団体も少なく、また逆に個人的な遺産やらスポンサーがついている団体があることに驚いた。
たった5人からはじめたItamaがこの5年で40人というグループになり、生徒も150人を超えるような団体になった。資金集めもままならない。何かとまだまだ未熟な団体で、常に喧々諤々、話し合いが耐えない。週に2時間2回のクラスでも、実際Itamaにその数倍以上の時間をかけているスタッフも少なくない。私もその一人で、アラブ人女性にItamaに人生かけてる?と笑われるくらいだ。
天気がよくなり、毎日夕方公園でItama代表のステファ二アと打ち合わせ。私は、唯一彼女と口論にならずに話せる相手らしい。笑 イタリア人は感情的だから・・・既にクッション的な存在になり、その分、私が受ける精神的圧力も大きいのだけれど。笑
外国人がよりよく過ごせるために・・・Integrazione<インテグラツィオーネ>(人種融合)を目指しがんばります。スーパーでチョコレート購入の方、ぜひご協力ください。
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今年もItamaの春のチャリティ企画として「Uova di Pasqua」、チョコレートのイースター・エッグを販売することに決定した。