「秋は夕暮れ夕日のさして山の端いと近うなりたるに…」by 清少納言
夕焼けというと秋のイメージがあった。とはいえ、夕焼けの俳句では「夕焼け「は夏の季語。
今日、久々美しい夕焼けを見た。冬は空気が乾燥しているため、空が非常に綺麗に澄んでいる。そのため、太陽の光をよく通すのだろう。
冬空を茜色に染める夕焼のことを「冬茜」と呼ぶ。
時間は短いが、鮮烈な色が美しい。
小寒の初めから大寒の終わりまでの間を「寒中」と呼ぶが、寒中の夕焼を「寒夕焼」と呼ぶ。
また、寒中の空を茜色に染める夕焼のことを「寒茜」と呼ぶ。
「冬茜」よりも「寒茜」の方が、より厳しい寒さを感じる。
そして、冬の夕日(落暉)のこと「寒落暉」と呼ぶ。
立春はもうすぐ。ああ、1月ももう終わる。


