「花金」という言葉は死語だと思っていたが、最近また流行りだしているらしい。
私が渡伊する前、働いていた時期は、まさにバブル期で景気が良く、現代よりも金曜日の遊びにお金や時間を費やす人が多く、その華々しさから「花金」と言われるようになった。もちろん、それは土日休みの人がほとんどであっただろうが、人によっては、「花木」もあったことだろう。
ところで、毎週金曜日になると、日本の知り合いの神父よりメッセージが入る。週末の福音の解説というものではなく、聖句を使いながら、ご自身の経験談であったり、今更聞けないようなことを、子供に説明するように、非常にわかりやすい言葉と表現で説明してくださり、目から鱗と思うことも多く、信者の友達に拡散している。それが毎週金曜日の朝であるが、毎回もう金曜日?毎週早いなあと必ず思うのだ。
とはいえ、金曜日が来ると、ほっとする。今週も頑張った!と自画自賛。ツインズ達との体力、知力、気力、忍耐力...じわじわ毎週レベルが上がってきているようで、肩で息をしているような感じ。だから金曜日が来ると、とりあえず週末は体力、気力と共に充電しなくては!と思うのだ。
だからといって、気分転換に遊びに行くわけではない。
金曜日は空手の稽古。コロナ禍から道場の状況もだいぶ変わってきてしまったが、グリーンパスがない限り、体育館に入れない人も多く、その人達は欠席中。
先週の金曜日は、私一人でマンツーマン指導だった。ラッキー!!そして、今日は、黒帯が3名。イタリア人の色帯が3名。私がイタリア人の指導担当となった。それはそれでいい。自分のためになるから。
頭は疲れ切っているが、体を使い、汗を掻くことは非常に気持ちいい。無にすることでリセット出来る。
稽古の後は、疲れ切っており、夫の出張中は、ケバブを買って帰ることも多いが、私一人だとサラッとしたものを食べるだけで十分。逆に食べたくない。それでも今日は稽古帰りに、ラーメンを食べてしまった。

