なかなか出来ない、断捨離とプチ断食 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

久々の雨。

 

今朝は朝から銀行に出かけてきた。3年に一度呼び出しがかかる。学歴から職務、所得、そして投資に関する質問。投資に関しどのように考えているか?また、たとえば利息の税率が下がると、預金はどうなるか?という予備知識?を聞かれたり、これから数年の経済をどう考えるか...などなど。そんなの私が聞きたいくらいだわ!

 

次から次へと上がってくる印刷物に署名を求められた。ついでにこちらも質問攻めしてみた。オンラインで振り込もうとしたら、OTP(ワンタイムパスワード)というものが求められるが、トーケンなしの場合、なぜアプリに入っていないのか?取説を読んでも書かれてあるようにやっても私のアプリには出てこないのはなぜか?またカード支払いの場合のPIN設定が指示通りにしてもできないのはなぜか?などなど...窓口の男性は次のクライアントが来てしまい、時間切れとなり、隣の窓口の女性が親切丁寧に教えてくださった。

 

帰りにバスで中華街へ行こうとしたが、なかなかバスが来ず。そうだ!行きたかったパスティチェリアはこの辺だ!と思い、調べてみると、徒歩7分と出てきた。プチ断食をしていたが、うーん、ここまできたからには寄ってみたい!

 

...ということで、出かけてきた。そこでは日本では大ブームであるマリトッツォが置いてあるのだ。マリトッツォはローマが首都であるラツィオ州が発祥のパンにクリームを挟んだものだが、ミラノではどこにでもあるものではない。

 

出かけたパスティチェリアは常に置いてあるようで、普通の生クリームが挟んであるもの。レモン風味の生クリーム、ピスタチオクリームの3種類が定番で、他に季節によって限定品が置かれている。


少し前までマロンクリームがあって、食べてみたい!と思っていたが、なかなか近くまで行くことがなかった。さすがにその限定品は終了。大好きなピスタチオをオーダーしたが、お店の人に、チョコレート風味が今の限定品で美味しいですよ!と言われた。そうなると、心は揺れる...プチ断食のことなどすっかり忘れてしまった!爆

 

 

 チョコレートクリームには洋梨が入っていた。

 

 こちらはヴェネツィアーナと呼ばれるヴェネツィアの発酵菓子パン。 長く保存できることからクリスマス前後に欠かせない定番のお菓子らしい。中にはカスタードクリームが挟まれていた。
 
マリトッツォは一つ4.5ユーロと高めだが、かなり大きい。ヴェネツィアーナは2ユーロ。一つずつ購入したが私は両方とも4分の1くらいずつしか食べられず。後は普段甘いものを食さない夫と次男にペロリと食べられてしまった。決して甘すぎはせず、二つとも生地は軽く、美味しかった。
 
帰宅し、年始から続いている断捨離続行。なかなか片付かない。
 
特に、子供の思い出が詰まっている本や日記が出てくると、どうしようかな...と心が揺れた。長女に関しては、5歳から10歳まで続いた日本語での日記。現在も書いているらしい。ちなみに私も子供たちの育児日記がある。さすがにそれも処分できない。当時の日記を読めば、その日の様子が思い出せるようだ。
 
また、長女が小・中学生の頃作った粘土やブラバンのアクセサリーが出てきた。あまりにも可愛くてこれまた処分できず。画像を撮って、どうする?と長女にメッセージを送ると、次回の来宅時考えるから置いておいて!という。
 
なかなか物が減らない...