オミクロン株が想像を超える速さで蔓延しており、今日1月3日からロンバルディア州はイエロー・ゾーンに変更した。リグーリア州なんぞは来週の10日からオレンジ・ゾーンになり、ロンバルディア州も悪化する危険性は大いにある。
とはいえ、規則的に何が変わったのか?と言えば、特になく、マスクは屋内外及びイタリア全土で義務。レストランやバールの内部では、同じテーブルに最大4人。スーパーグリーンパスを提示のみ。
オミクロンは症状が軽いそうで、寿命も短いという。(もしや収束が近い?明らかに以前とは状況が違うような...) イタリアでの陽性の隔離日数は7−10日間(ワクチン接種の有無によって異なる。)で、陽性者と濃厚接触してもワクチン接種者であれば隔離は廃止されるそうだ。
ところで、今朝は3日とはいえ、すでにお店も通常通り開き始め、メルカートもやっていた。
と言っても、画像の通り、イタリア人は少なく、ここはどこ?というほどアラブ系の女性ばかり。
脇の道では闇市か?ロム(ジプシー)による十中八九盗品であろう携帯電話やリサイクルボックスから違法に回収しただろう衣服・雑貨類が売り出されていた。
そして、規制により排気弁なしのFFP2マスクが義務付けられた。これは、外からの粉塵あるいはウイルスを除去すると同時に、マスクを装着している人から出るウイルスが外気に出るのを防具ためだが、ひだのある不織布マスクと比較すると、高めであるが、クリスマスあたりから価格も下がりメルカートでも急激に売り出されるようになってきた。
薬局でこのマスクを購入するとかなり値段がするが、行きつけの中国系の雑貨店では色が付いていると一つ1.6ユーロであった。クリスマス後にメルカートで一つ1ユーロで購入したが、今朝メルカートへ行くと、5つ入って4ユーロ、6つ入って5ユーロ、2つで1.5ユーロ、1つ50セントというところもあり、値段はまちまちであった。5つで4ユーロというのを4色20枚購入。
今日の昼過ぎのニュースで、薬局協会がFFP2マスクの実店舗での販売価格は0.75ユーロと規定と発表。見た目が同じでもFFP2の印字がないマスクはFFP2マスクとは認められないようで、袋にも合格証明書が入っている。
また、薬局の前で長蛇の列を見かけた。きっと隔離が終了し、検査待ちの人や、感染疑いである人も多いのだろう。検査キットも5本で1箱というのが薬局で売り出されているようだ。いざという時に、いくつか家に置いていた方が安心かもしれない。
始業(私の仕事始めも)まであと1週間。何事も起きないことを願うのみ。



