No Life No Karate 〜 その2 備忘録 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで31年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日仕事が半ドンだったので友達とランチに出かけたのだが、「黒帯取得くらいになると、やっぱりお腹には縦に線が入っているものなの?」と80代のシニョーラに聞かれた。
 
以前週に3-4回稽古に出ていた時はそうだった。家でも鍛錬していたし。しかし今や稽古は出られて週に一度。黒帯審査前までは毎日8型をゆっくり鏡の前で打っていた割に、今やっていない事に気がついた。
 
毎日、柔軟運動はしていてもふくらはぎが硬くなりやすいのだけは自覚している。ある年齢になって膝が痛くなるのは、筋肉が硬くなりやすく、筋膜の関係であちこち歪みが出て、挙げ句の果ての脊柱管狭窄症などになりやすいのでは?と想像する。母が父の晩年を看ていた頃、相当無理をしたのだろう。1年弱見ないうちに見事に日本人の典型的なお年寄りの歩き方(足の筋肉が落ちるから自然とガニ股となり、骨盤は後ろに傾きやすく、従って背骨は全体的に猫背のように丸まってしまい、非常にバランスが悪い。)になっておりびっくりしたものだ。 
 
母の歩く後ろ姿のビデオを撮り、本人に見せたらすごいショックを受けていた事があった。現在高齢者の医療用フィットネスクラブに通い始め、徐々に筋肉がつき始めかなり改善されたようだが、若い頃から意外に筋肉質だった母が痩せ細りお婆さん体型になり、私の未来図を見たようで、ゾッとした。兎に角筋肉はすぐに落ちる。そして新陳代謝が悪くなってくると脂肪になりやすい。要注意だ。
 
先日の自転車転倒も顔の怪我だけで済んだが、反射神経が悪かったらもっと大怪我になっていたかも知れぬ。
 
ところで今日、久々空手の稽古に出た。
 
やはり、こんな私が指導側に回っていいのだろうか?と言うジレンマ。
 
以前、空手の師範は仰った。高い志を持てば持つほど妥協はゆるされない。だからしつこく注意する、と。どうしたら直るのか?どうしたらそれが自分の物になっていくのか?それはただただ稽古しかない。
 
そしてまた、歳のせいか、どうしても体で記憶しているものを、文章化させておかないと、特に人に教えるのには自信がない。やはり自分で確認出来るものが欲しい、と言うことか。(あらゆることでこのブログは自分の意志の確認が出来るのに便利だ。自分で検索、自分でなるほど、たびたび再確認。爆)
 
以前、型のマニュアルを書くと目標を掲げ途中まで書いていたが、やはり文章化など無理!と断念。しかし、自分用に書いておかないとまずい、と思った。記憶があやふやになりかねない。

 

今日は久々3時間稽古に出た。自分が動いていれば、じわりと汗が出るが、止まって指導となると、床暖房があるところとないところでは足からの冷え方が違うことに気づいた。

 

微妙に体が痛い。帰宅してビール飲んで寝てしまった。おやじのようだな。爆

 

それにしても、過去に自分が書いたものを読んで背筋が伸びる。爆 初心が大切だな

 

 

『No Karate, No Life』今日から待ちに待った空手の稽古が再開した! ”No pain, no gain”「痛みがない、得るものがない」ではなく、「痛みなくてし、得るものなし」つ…リンクameblo.jp