本日19時ごろのミラノ大聖堂とヴィア・ダンテから臨むスフォルツェスコ城。
そして、こちらは先週9月28日火曜日のミラノの夕方の空。
早朝の空や日没後に、空がピンク色の帯状に染まる現象を「ビーナスベルト」と呼ぶ。
非常に幻想的で、周りを見回すとやはり写真を撮っている人が多かった。そりゃあ、心が洗われます!
以前も書いたことがあるけれど、夕焼けのメカニズムは、真上から太陽が当たる時はすべての色が透過し、中でも、よく散乱する青い色が目立つ。
そして、夕方になると、太陽は斜めの角度から差し、太陽光は昼間より大気の層を長く通過することになる。そして、大気の層を長く通過すると、青い色は届かなくなり、残った赤い色が目立つようになり、夕焼けとなるということだ。
空が”ピンク”とはいえ、少しくすんだアッシュピンクが多いようだが、オレンジ色がかったピンクだったり紫がかっているピンクだったり...と様々な色合いがある。太陽が昇る前は薄いピンク、太陽が昇るにつれビーナスの帯は色合いが濃くなっていく。そしてベルトの幅も時間によって刻々と変化していき、一瞬たりとも同じではない。
条件としては、まず空気が澄んでいること。秋から冬にかけたこの時期は、空が澄んでいる。ミラノの空気は汚いとよく言われるが、空気も時間もピンク色に染まる時間に、自分もその場にひっそりと佇むだけで幸せな気分になってしまうのは、私だけだろうか?
ただそこにいるだけでそんな気分にさせてくれる美しい大気現象は、天使たちから地球に住む私達への贈り物なのかもしれない。




