昨日ミラノ外国宣教会のコングレッスィーノと呼ばれるミサ兼催し物に参列してきた。
日本では『ミラノ会』として知られている「ミラノ外国宣教会」。正式名称は「PIME」("Pontificio Istituto Missioni Estere”)の略。直訳すれば、教皇庁立外国宣教会だが、イタリアでは"ピメ”とよばれている。
神学校へ行き、正式に宣教会の会員なり司祭となる最終誓約の式と、司祭となり海外へ派遣される宣教師達を送り出す派遣式を兼ねた大きなミサがあり、宣教師達の家族、親戚、地元の人や宣教会の若者のグループが普段は何百人と集まる。
日本からの巡礼団に会うことも過去に数回あったし、本来ならば昨年は日本宣教70周年でやはり巡礼団の話もあったが、このパンデミックのせいで全て流れてしまった。
1850年にミラノ郊外に創設されたピメは、 現在は18カ国に渡り宣教と慈善活動を行っている。1871年にローマに、1874年にミラノに本部が置かれていたが、一昨年前にローマ本部をミラノに移動させ、建物も徐々に改築され今年もつい最近古かった建物が綺麗になり学生寮となった。
以前は在ミラノカトリック日本人会の担当司祭が図書館の担当で毎月図書館に行っては、ミサの打ち合わせやら勉強会が行われ、またセミナーにも通ったものだった。その後図書館も綺麗になり地下に移動となった。
今年度はコングレッスィーノ90回を記念。そしてパプアニューギニア宣教170周年であった。
あいにくの雨で人出も少なかったが、多くの方にあった。日本人会は小さな集まりではあるが結束力は強い。やはり皆同じぶどうの枝にぶら下がっているからかな?笑











