自転車通勤 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

仕事が再開して4日。
 
今月は地下鉄やバス、トラムなどが乗れる定期を買ってしまうのはもったいないので、今月中は自転車通勤することにした。
 
8月15日、”フェラゴスト”と呼ばれる「聖母被昇天」の祝日が過ぎると、店によっては今週中、また来週いっぱいあたりまで夏休みのところも多いが、日々、車の量が増えてきているのがわかる。逆に自転車やバイク、電動キックボードの姿はいまだあまり目にしていない。
 
夏休み前から整備していた自転車道路の工事は今も止まったまま。(本来、休み中に進めるものじゃないの?)なのでガンガン車道を走ってしまっている。
 
 
 
整備された自転車道はガラガラ。
 
 
信号待ちで左側にみえるヴェルディ像をカチャ。その向こうは3つの高層ビルということでTre Torriが見える。
 
ところで、最近岡山在住のロシア人ライダーのローマンのドラレコYouTubeに凝っている。(Twitterは省略版)カタコトの日本語で独特な語り口なのだが、お茶目でユーモアたっぷり。たまにロシア語になるとドスが効いて怖いのだが歌も上手い。ならず者やら従順なドライバー...。外国人から見た日本の交通ルールやドライバーの運転マナー、さらには地方の文化比較も面白い。
 

 

 

あの映像を見ているとイタリアでの運転(自転車)でもストーリーにはなるなーといつも思ってしまう。笑 しかも、ここでは私も外人。道を譲ってもらったり、あれ、悪いことしちゃった!と言う時には、必ず手をあげたり頭を下げているのだ! おっ礼儀正しい日本人と思ってくれているかな?まあイタリア人、そこまで考えていないだろうけど。爆

 
ところで、帰りがけに通るミラノの刑務所、”サン・ヴィットーレ”。
 
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昨年3月に、コロナ感染阻止のための新規定に抗議する受刑者らが、屋上を占拠し抗議したのだそうだ。屋上を占拠した受刑者約10名は、地上から警官や看守が見上げる中、抗議のスローガンを叫んだというが、通常は、銃を持った警官が屋上を見回っており、画像をとる瞬間もガラスのパティションの前を通っている影が映っていた。人通りの少ない通りだが、しょっちゅう警察の車が敷地の周りを偵察している。
 
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欧州内からの外国人観光客を乗せたミラノ"Hop-on Hop-off"観光バスを見かけた。48時間パス25ユーロで乗り降り自由で街中をざっと回れるからお得だと思う。今度そのルートを自転車で回ってみようか。
 
最近は、帰りがけにドイツ系の安いスーパー“Lidle”によっては寄り道をして帰ってしまう。帰宅後食事前のささやかなアペリティフのおつまみばかり。
 
3週間の休暇でだらだら過ごし、私の身長からはまだ平均体重ではあるが、人生2度目(妊婦期は別)の自分の中で超えてはいけない体重に到達してしまった!往復10キロ走って無駄な脂肪は落として筋肉にさせないと! (女友達に喧嘩売ってるの?とまたまた怒られそうだ。爆)