WeThe15  | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

今日、東京・新宿で東京の都庁が見えるマンションに住んでいる友人がFBで「都庁が紫色にライトアップされている!けれど、なぜなのか?」とつぶやき、(コロナ感染に関する)「アラートじゃない?」などというコメントが続いていたが、確かに私も都庁のHPを覗いてみたが、一切ライトアップに関しては触れておらず。

 

上記とは別に、本日8月19日の夕暮れ時に、ミラノの市庁舎(パラッツオ・マリーノ)が紫色にライトアップされたと知った。東京ーミラノ間、時差があり、同じこと案件だったとは全く気付かず。

 

調べてみて、国際パラリンピック委員会(IPC)が、東京パラリンピックを契機に、世界人口の15%に当たる約12億人の障害者の人権を守る新たなキャンペーン”WeThe15"を19日より開始したと知った。東京パラリンピック開幕を控え、都庁をはじめ、スカイツリーやレインボー・ブリッジをはじめ、されている、と英語でもイタリア語でも記事に書かれていた。障害者に対する差別や偏見をなくし、文化的な障壁を促進する世界的な運動として行動することを目的としているのだそうだ。

 

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また、ミラノ・コルティーナ2026冬季オリンピック・パラリンピックに関係する主要機関会場パラッツォ・ロンバルディア、ピレッリ宮殿、ミラノのトッレ・アリアンツ、コルティーナ・ダンペッツォのムニキピオ宮殿、ジュネーブのジェットドー、モスクワのオスタンキノタワー、ロンドンのロンドンアイ、ナイアガラ滝など、世界中の125以上のランドマークが紫色にライトアップされたのだそうだ。

 

差別や偏見、無理解...何かと生きづらい世の中だが、より良い世界の一歩となりますように。