散歩DE健康 〜 その8 光の春 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

最近暖かい日が続いているミラノ。太陽の光が少し明るくなった気がするのは気のせいだろうか?

 

暦の上では立春を過ぎた頃から「春」と言われているが、実際は朝7時はまだまだ暗かったが、最近ではすっかり明るくなった。朝起きた時に明るいと気分も良い。

 

今年は来週の金曜日3月5日が二十四節気の啓蟄。大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が春の陽気に誘われて穴から出てくる頃。「啓蟄」の「啓」には「ひらく、開放する」の意味があり、「蟄」には「虫が土の中に隠れる、閉じこもる」の意味がある。

 

そして木々も少しずつ蕾を持ってきた...と思っていたら、咲いている!赤い桜?豆桜か?

 

 
 
ここの通りは、たしか年末あたりにも桜が咲いていたはず、と思い、自分のブログを逆引きしたら、出てきた!

 

 
でもそれは11月に咲いており、花の色も違うので、今回まだ蕾を持っていない裸の桜のようだ。
 
今日の散歩は、在ミラノ邦人だったら皆知っているワグネルと呼ばれるメルカートの脇にある教会。San Pietro in Sala教会。

 

 
 
古文書によれば1028年に建てられた、ようだが、現在の建物自体はまだ100年ほどの歴史。ファサードは3つのモザイク画からなるが、中心部は「エマオの夕食」。はっきり見えないが、左側は聖ペテロと聖パウロ。右側はミラノの守護聖人である聖アンブロージオと聖カルロのもの。


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  お御堂正面

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 洗礼堂
 
 
 

左からアッシジの聖フランシスコ、聖リタ、聖ヨセフ、聖テレーザ、聖アントニオ像。

 

それにしても毎日散歩がてらお遍路さんのように教会を巡り歩いているなあ。苦笑


今日の徒歩数10498歩。今日もよく歩いた。