今日は朝から暖かい日でジージャンの上に、ノースリーブダウンを着て出かけたが、途中暑くなりダウンジャケットを脱いだくらいだった。
ミラノに戻り、友人に何かいい仕事があれば紹介してね、と声をかけていたら、すぐに連絡が入り運よく決まった。本日無事契約を結び3月から始まる。真ん中に入ってくれた友人の絶大なる信用があったからこそ、だと思うが、履歴書も家庭の構成なども何も聞かれず、必要であれば送ります、といっても聞かれなかった。奇跡だわ。しかもかなりの親日家と思われる。日本人に対する信用と尊重があるからこそ、だと思うが、ドキドキとワクワクの春となった。
街中から今日も歩いて帰宅。
ソラーリ地区にあるSanta Maria del Rosario教会。通称ロザリオ教会を訪問。
友人の所属教会で、洗礼式や彼女のお舅さん方の葬儀にも出かけたことがある。ミラノのオラトリオの中でも歴史は古く、またかなり規模も大きいようで、毎年夏のオラトリオは400人ほどの小青年たちをあずかっているという。私の所属教会の5倍ほどの規模?人気?だ。それだけ指導するリーダーたちの育成もしっかりしていないといけない。単に知識やテクニックの伝達だけではなく、人格を通して受け継がれるスピリットと情熱が伴わねばならないわけで、オラトリオが盛んで活気のあるところは、やはり良い指導者、良いリーダー養成を掲げているということなのだろう。
ところで、10年前、東関東大震災が起きた日に何も知らずこの教会の映画館で上映されていた、映画"Uomini di Dio"、邦題「神々と男たち 」を観に行っていたことは忘れられない。
1905年設立。鐘楼はちょうど100年前の1921年から建設が開始されたという。
パイプオルガンは1953年、クレーマのタンブリー二社製が設置されたという。3段手鍵盤、46ストップ、パイプ数は3217本。余談だが、ミラノのドウモのパイプオルガンのパイプ数は、15,800本と想像を絶する数だ。
ちょうど葬儀があり、棺が出てくるところで、中央の門が開いていた。
毎日色々な教会を周り、その後その教会の歴史や活動を調べてみては、いろいろな思いが巡る。これも恵みだな。
神に感謝。
本日の徒歩数、12,770歩。












