冬至 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日2020年12月21日は冬至。
 

北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなる。

 

今年は不幸中の幸いで、柚子を沢山堪能出来たが、今日は柚子湯に入ろう!

 

ところで、今日は告解に出掛けてきた。

 

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今年は自分の弱さを痛いほど思い知らさせる年であった。安定を求めるから不安になるのだと言われ納得。
 
祈りがないと、私たちは世の中の喧騒にのまれて、世俗的な価値観や、物の見方に染まりがちだ。祈りは、神の命に生きる者の呼吸だ。
 
主は聖パウロに言った。「私の恵みは弱さの中に完全に現される。」つまり、弱さの中にこそ、主の恵みと御力は更にまさって示されると言う。
 
以前パパ様もおっしゃっていたが、「キリストにおいて、私たちの弱さは、もう災いではなく、御父との出会いの場所、天から与えられる新しい力の源となる」ものだと実感した。
 
帰りがけに見た富士山。小さいけれど堂々とそびえ立つその姿に清々しさを感じた。

 

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今日、日中が1年で最も日が短いということは、明日から日が長くなるわけだ。明るくなるわけだから希望を持とう。