食べる薬 〜 生姜 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今まで生姜に関してどれだけ書いてきただろうか。

 
今回ジンジャーシロップを作り、濾過して残った生姜を干し、グラニュー糖をかけて生姜糖を作ってみた。これが美味しいなんのって!
 
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(気付いたら終わってしまいそう!)
 
新生姜を薄切りし同量のグラニュー糖を和え、おいておいたらあっという間に生姜から水分が出てきた。
 
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それをアクを取りながら20分ほど煮詰め、最後にレモン汁を少々。
 
水分と生姜に分け
 
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残った生姜を天日に干して、グラニュー糖をまぶしただけ。
 
シロップは、炭酸水で割ればジンジャーエールになるし、お湯で割っても、紅茶に入れても、牛乳や豆乳と一緒に飲んでも美味。肉料理にも最適。
 
ところで、生姜の効能は、抗炎症作用・鎮痛作用・血液サラサラ効果・血行促進作用・殺菌作用・健胃・整腸作用など。
 
特に血行促進作用、冷え性の改善に効果がある。私自身、体温は35度台だったが、生姜を食べるようになり36度台になり、手足が冷たくて眠れないことがなくなった。
 
生姜成分として有名なものに、「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分があるが、ジンゲロールは、免疫細胞を活性化、殺菌作用、胆汁分泌の促進、抗炎症作用、吐き気・頭痛を抑える作用、老化を防ぐなどの効能があるという。ただ、ジンゲロールは酸化しやすく、空気に触れると約3分後には消滅してしまうと言う。また加熱や乾燥をすることで別の成分に変わってしまうそうで、ジンゲロールを摂取したい場合は食べる直前にすり下ろす方法が効果的だそうだ。

 

そして、生姜を加熱して乾燥させると「ジンゲロール」は変化し「ショウガオール」になる。

 

ショウガオールは、血管を拡張させ血行を促進し、体を全身から温めてくれる。他にも血管を健康に保つ機能があり、血液サラサラ効果や健胃・整腸作用なども「ショウガオール」の特徴。
 
冬を目前に生姜をとって体調整えましょう。(もちろん、取りすぎもいけません!)
 
 
 
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