秋眠暁を覚えず | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

朝夕、涼しくなりやたら眠れるようになった。
 
と言うよりも、日中さえ眠くなってしまうし、ゴロンとなろうものなら、すぐに寝落ちてしまう。特に編み物を始めると催眠術にかかったように、とろーんと来る!
 
寝る子は育つか?夏の接客バイトで緊張マックスの時から3キロも体重が増えてしまった‼︎高校生時代の体重になってしまった。
 
しかし、秋に起こる我慢できないほどの眠気の原因は「秋うつ」の可能性もあるとか。
 
秋になり日照時間が減少し、脳内の神経伝達物質(平常心や安定感をもたらす)セロトニンが不足してしまう。 セロトニン不足は、うつや不安障害をもたらす原因になるそうだ。
 
季節の変わり目、特に気温差は自律神経が影響を受けやすいと言う。
 
生物が持っている脳の中の時計「生体時計」は一般的に明るくなれば目が覚め、暗くなると眠くなるが、人間は体温が下がり始めると眠くなる説もある。ここでいう体温とは、手足の体温のことではなく脳や腸など体の内部の温度「深部体温」のことで、生体時計や深部体温の影響により、人は眠くなったり目が覚めたりするのだと言う。
 
「なんだか元気がない」「食欲がない」「頭が痛い」といった、症状の正体は、秋バテかもしれないと言うが、私の場合、食欲もそこそこあり、だるさはない。ただただ眠いだけ。ついに更年期障害か?!眠すぎる....。