瓜科野菜 〜瓜尽くし | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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瓜科の植物の多くは熱帯に分布し、人類の歴史上最も古い作物を含む。胡瓜、西瓜、南瓜、瓢箪、冬瓜・・・全て「瓜」と言う漢字が含まれている。ちなみに、苦瓜(ゴーヤ)、メロン、ズッキーニなども同じ瓜科。
 
瓜科の野菜はほとんどが蔓性。夏が旬のものが多い。それは水分を多く含み、体を冷やす作用があり、夏バテ予防にぴったり、と理にかなっているのだ。
 
最近はまっているゴーヤサラダ。
 
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週に2ー3度作っている。スライスして塩で揉んでおいて、1分茹でて苦味をとりすぐに氷水につければシャキッとする。これまた週2ー3回食しているとうもろこしとシーチキンをごま油とマヨネーズと和えるだけ。ゴーヤはビタミンCと食物繊維が豊富。一般的にビタミンCは加熱すると失われやすいが、ゴーヤは炒めてもビタミンCは壊れにくい構造になっているようだ
 
冬瓜と桜海老の中華スープ。
 
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冬瓜は、カリウムを多く含み、これはナトリウムを排泄する役割があるので、高血圧に効果。
 
胡瓜の食べるラー油和え。
 
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胡瓜にもカリウムやビタミンCがたっぷり。食物繊維はキャベツとほぼ同等と言うからびっくり‼️
 
南瓜の煮付け。
 
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南瓜は代表的な緑黄色野菜。カロテン、ビタミンB群を多く含んでいる。カロテンは抗発癌作用や免疫賦活作用、髪の健康維持、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きが嬉しい😃また、アンチエイジング効果も期待。
 
冬の野菜と思われがちな南瓜や冬瓜、果物だと思っていた西瓜やメロンも実は瓜科の果実的野菜。それらは、皆意外な関係性のある仲間たちであった。