ロメオは気まぐれ 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ロメオは気まぐれ。家族も気まぐれ。

 

なっなんと!飼い主はこのクリスマスシーズン、ロメオを置いて奥さんの実家があるプーリアへ行ってしまった〜!そりゃあ地域の人が餌は置いていくから食べることには、問題ないとはいえ、どこで寝るというのか?きっとご主人や息子たちは、数日だけ留守できっとミラノに戻ってくるはずだが、だからといってロメオの面倒を見るとは思えず。

 

案の定、夜になると我が家にやってくる。

 

 

 

 

私や子供たちが夜、出先から戻ってくると、どこからともなくアパートの入り口目指して猛ダッシュしてくるのだ。そして一緒にアパートへ入り、我が家の玄関の前に先に走って鍵を開けるのを待っているという有様!または、誰かが帰宅すると同時にアパートに入り、我が家の玄関先で鳴いて呼ぶので、玄関を開けると、さーっと入ってくるのだ。

 

最近は勝手知ったる他人の家!でまっすぐ次男の部屋へ行く。ちょこっと次男のベッドの隅っこで、体を舐め始め寝支度を始める。

 

 

 

 

 

朝は、先に起きると、ニャーと声をかけてくるので、玄関を開けると自然に出ていく。ドアを開けても出ていかない時は喉が渇いているらしい。

 

バルコニーに出たがることも有るので、出すと手摺りを歩くが、そこから飛び降りて外には行かず。怖がりなのか?

 

以前は雨戸の面格子を抜け、バルコニーの隙間から外に出ていたが、最近太り気味で通り抜けることが出来ず、それは自覚?しているのか出してくれるのを待っている。手ェかかるなあ

 

 

本来、長男はすでに猫アレルギーだし、私も先日、免疫が落ちていたとはいえ、目が開かないほどの結膜炎は確実にアレルギー性だそうで、検査を勧められているが、過去にすでに検査はしておりアレルゲンはわかっているが、猫が加わっている可能性も大。困ったものだ...

 

とはいえ、今まで私は動物、特に猫は苦手だったが、どうも猫はスピリチュアルヒーラーのようだ。困ったちゃんのロメオを見ると、なぜか心に安堵感が広がったり、ほっこりとした気持ちになると言うのは、なにか見えないパワーでもあるのだろうか?とはいえ、本能的にご飯をくれそうな人や自分に害を与えない人間を見極めて懐いてくるのだろうか...ほんと、困ったちゃんだ。

 

先日、ミラノの酔っ払い女子30人があつまる忘年会が開かれたが、その中の友人が「T子さん、だんなと別れてロメオと一緒になりなさーい!」と酔ってお説教されてしまった。多分ご本人は記憶にないことだろう...ロメオは猫だよ!!爆

 

あーロメオ、図々しけど、憎めない奴...。

 

ロメオは気まぐれ

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その2

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12485460587.html