ロメオは気まぐれ 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

自分の家がありながら、帰らないロメオ。
 
日中は自分の家の前の門にグダーっと寝ているか、中庭で何かを探している。「ロメオ〜!」と呼ぶとやってくるが、私の足にまとわりついても、私がそのまま歩き出すと、しゃら〜っといなくなる。笑 
 
しかし、夜になると、我が家のある門の内側で待っているか、鍵を開けたとたん、どこからともなく、さーっと入り込み今度は我が家の玄関の前に座り込む。どういうこと?
 
 
先日もそうやって、さーっと我が家に入ってきて、今でだらーっとくつろぐ。
 
 
とりあえず、好意で餌をあげて回っている人がいるので、餌には困らないし、本来の飼い主がワクチンを打ったり、夏の間にケアもしていたようだが、なぜ自分の家に帰らない?
 
昨夜、生ごみを捨てに地下のゴミ廃棄場へ行こうとしたら、玄関外のカーペットでだらーっと寝ていたロメオ。「何してるの?」と声をかけても目さえ開けず。ゴミを捨ててから戻ったが、同じポーズ。「家に入るの?入らないの?どうするの?」と言っても、素知らぬ顔。なのでしめてしまった。
 
そして、数十分後、そーっとドアを開けてみたら...
 
 
起き上がっていたものの、人の顔を見ようとしない。
 
おやすみ〜!再びドアを閉めた。
 
夜中に散歩に出ていた長男が戻ってきて、家に入れたそうだ。そうっと見ていたら、洗面所へ直行。ビデを覗き、洗面台に乗った。喉が渇いているのかな?タラタラ、水道の蛇口をひねると、飲み出した。
 
 
そのあとは、知らない。次男の部屋で寝ていたようだ。せっかくベッドカバーを洗ったのに...
 
夫の出勤とともにお帰りになられましたあ。爆
 
ロメオは気まぐれ1−2