ぬか漬け始めました! | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

私は車も通れないような小さな通りに、古い家屋や町工場がひしめく昭和ながらの下町に生まれ、4歳まで母方の祖父母と同居だった。
 
あまり当時の記憶はないのだが、覚えているのは、汲み取り式トイレだったということ。お風呂がなく銭湯に通ったこと。近くに貨物列車(現在の湘南新宿ライン)が走り、その度に家が揺れたこと。そして、台所の床下にはぬか床があり、毎日祖母がかき混ぜるたびに嗅いだ匂い...
 
あれから、50年近く経ち、それまで一度もぬか漬けをしてみようとは考えたことがなかった。

 

 
ところで、ぬか漬けとは、米ぬかを使った漬物のこと。乳酸菌発酵させて作ったぬか床の中に野菜などを漬け込んでぬか味噌漬けを作る。
 

ぬか床で作るぬか漬けでは、一般にきゅうり、なす、大根といった水分が多い野菜を漬け込むだけかと思っていたが、肉や魚、ゆで卵やこんにゃくなどもつけたりするそうだ。ちなみに、あまり漬かっていないものは「浅漬け」「一夜漬け」と呼ばれ、長く漬かったものは「古漬け」「ひね漬け」などと呼ばれる。

 

平城京跡から出土した木簡に記された須須保利(すずほり)という漬物は、臼で挽いた穀類や大豆を塩と混ぜて床にした。現存はしないが、ぬか漬けの原型と推測されているという。

 

現在の形のぬか漬けが出来たのは、江戸時代初期だそうだ、須須保利の穀類・大豆の代わりに、精米の際に出る米ぬかを使ったのがぬか漬けなのだそうだ。ぬかに含まれる豊富な栄養を除いた白米に偏重した食事は脚気をもたらし、「江戸患い」と呼ばれた、という。

 

当時は現代のような栄養学の知識はなかったが、漬け込みの過程でぬかのビタミンB1が野菜に吸収されるため、ぬかづけを副食とすることである程度、脚気を防ぐ効果があったといわれている。


海外にいると、無性にお漬物が食べたくなる。簡単に塩でもんで、昆布をあえて袋にいれ軽くつけることはあったが、無性にぬか漬けが食べたくなった。

 

そういえば、ぬか漬けしている人がいたな...と思い出し、どうするのか聞いてみたら袋で作るので、場所はとらないし、手軽に楽しめるというではないの!ジッパーを開けて洗った野菜をぬか床に入れ、軽く空気を抜きながらジッパーを閉めるだけ!そりゃいいわあ。

 

水が出てくるので、ぬかを足せば良いというので、ふた袋購入。やっとつけてみた。袋に水を900CC加えるだけ。匂いもない。

 

きゅうりと大根をつけてみた。

 

明日が楽しみだあ!!

 

 

 

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