ねっこそだてる | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

4年前、ひょんなことからセラミストの珠美さんにお会いした。
 
以前ミラノにいらした方で、友人の大親友であることは知っていたが、それ以上の接点もなく、お会いする機会もなかった。
 
20数年前に渡伊され、99年に帰国されている。私のミラノ入りとはほぼ入れ違い。同じ7月生まれの同い年。そして、同い年の息子もいる。
 
2013年より毎年、彼女の「旅する土鍋」プロジェクトで夏にミラノを始めイタリア中を縦断されているが、4年前のイベントでどうしても運びきれない荷物を、私が日本からミラノに戻る時、手伝ってあげて欲しいと友人に頼まれ、彼女とは同じ沿線に滞在していたので、日本を発つ前日お会いした。
 
長女が先にイタリアへ発つのでリムジンバスまで送っていったあとの朝8時に約束。「はじめまして」がとても本当に「はじめまして」とは思えない人だったというのが印象的。全く生きてきた道は違うのに、根っこが一緒というのかな。(というのが当時の感想)
 
その後、FBを通じ彼女の活動は常に覗いてきた。非常に自然体で素敵な方。
 
毎年、私が夏に帰国する前に彼女がイタリア入りし、イベントで合流するようになった。
 
今年は、またまたひょんなことから、友人が珠美さんのサプライズお誕生会を企画し、お呼ばれし再会。
 
何もしらず現れた珠美さん。いい大人が皆、友人宅の応接間に隠れて”ハッピーバスデー”を大合唱。彼女より後に着いたらどうしよう?ドキドキしながら自転車で友人宅へ向かったものだ。
 
※サプライズお誕生会の模様はこちら:
 
珠美さんは言った。「人生は夢である」と。なんか感動と驚きで動揺している珠美さんがもし、涙を流したら、私も一緒に泣いてしまったかもしれない。私が泣いてどうする!とぐっと涙をこらえたものだ。
 
そして、長い活動の旅を終え、帰国は9月のはじめ、と聞いていたけれど、きっと忙しくされているだろうなあと思っていたが、友人から珠美さんから預かっているものがあるから、と言われ、瞬間でも会えるようであればどこへでも飛んでいきます!、とメッセージを入れたら、なんとか今日会うことができた。
 
友人に託されていたカードをいただいた。珠美さんがここ数年、陶芸師匠であるグイド・デ・ザン氏に印刷など指導受けながら続けているもうひとつの創作活動「版画」の作品であった。
 
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ああ、やぱり「根っこ」なんだわ〜。と納得。私のはじめの印象と同じ。そして裏には彼女からのメッセージが綴られていた。『...作品を運んでいただくのにお会いしたカフェで、初対面とは感じなかったあの感情は、数年経った今も変わらず。むしろ「育てている」感があり、とても嬉しく思っています。....。』  そうなんだよなあ。根っこが育っているのだ。
 
そして、彼女の作品にはこういうものあるとFBの画像で見た。
 
 そうそう、根っこはつながるのだ。
 
彼女は、来伊の度に、人と人の間にある熱い愛と食、そして真のポジティブ思考を毎年学んでいる、というが、それを周りにおすそ分けしてくれる。
 
自称「書く陶芸家」とおっしゃるけれど、彼女の作品は独特で繊細な感性と素晴らしい技術であり、また文章力も非常に繊細で、味わい深い。
 
 
 
この春、珠美さんの師匠グイド氏の本の出版記念会見が行われたPiccolo Teatroのカフェで待ち合わせ。なんとなく雰囲気だけ味わってみた。笑
 
また、味わい深くなっている珠美さんにお会いするのが楽しみだ。
 
 
 
珠美さんの師匠であるグイドのinstagramも素敵❤️