昨年度の ”Legambiente e Altraeconomia ”“Acque in bottiglia 2018“, (ボトルウオーター2018)の調査によるとイタリアでのボトルウオーターの消費量は年間一人当たり206リットル。ヨーロッパでは1位。世界でも、、メキシコ(244リットル)に次ぐ2位。イタリアの水道水はカルシウムを多く含んでいるため、飲み水にあまり適していない、だから皆ボトルの水を飲むのだ、と言う人もいれば、水道水(市長の水、と呼ばれている)は問題ない。むしろ体に良い、と言う人もおり、どちらが正しいかは不明...。
いずれにしても、世の中、プラスチックフリー。プラスチックボトルフリーの方向へ動き出したようだ。特に、2017年にニューヨーク国連本部で開かれた「国連海洋会議」で、使い捨てプラスチックの使用削減について各国が具体的な行動をとるように呼びかけられ、2018年5月には欧州委員会から使い捨てプラスチックの使用規制案が出たり、同年6月にカナダで行われたG7で、海洋プラスチック憲章が署名されたりしたことが大きいのだろう。更に、今年5月に国際条約でプラごみの輸出入が原則禁止された。
最近の異常気象の事を考えると、使い捨てプラスチックは無くさざるを得ないだろう。パリ協定を遵守すれば、今世紀後半以降、石油を燃やすことはできず、地下に原油が埋蔵されていても採掘して燃料として利用することはできなくなる。
いい加減、プラスチックを使わない生産、流通のしくみを作らなければならない時代であろう。
...というわけで、ミラノの市長、ジュセッペ・サーラ氏は夏休み明けの9月に小中学生1200人を対象にアルミのボトルを配布することになったそうだ。ただ配布するだけではなく、環境問題としてどう捉え、立ち向かうか行政レベルのプロジェクトとして、市民を動かそうという取り組みか?!確かに個人の小さな意識によって少しずつ環境は変わるであろうが、やはり大きな変化を起こすのは市民を巻き込まなくてはならないだろう。
我が家も夏休み前に水筒を買い足した。普段の外出をはじめ、空手の稽古に水を持ち歩いているが、それはそれはすごい消費量であり、購入するには買い物を一人でするのは大変だし、何よりもゴミの多さに罪悪感を感じてしまう。水筒にはお茶を作っていれているが、一度水を沸騰させてから作っているものの、ミラノに戻ったら浄水器かフィルターをつけようと思う。以前はBritaを使用していたが、最終的に使っても使っていてもあまり差を感じなくなって辞めてしまった。
スーパーでの肉や惣菜関係のプラスチック容器の使用も胸が痛む。なんとかならないものか...
